主張
学習指導要領改定
統制許さず、自主的な学びを
文部科学省が小中学校の教育内容の基準を示す学習指導要領と幼稚園の教育要領を改定しました。2006年の教育基本法改悪で加えた「愛国心」なども含む「教育の目標」にそって教育をおこなわせようというもので、学校現場をいっそう縛ろうとする中身です。
国が「資質・能力」定める
学習指導要領の全面的な改定は9年ぶりです。学習内容を中心に示していたこれまでとは大きく変わり、国として子どもたちに身につけさせる「資質・能力」を定め、その達成を中心にすえました。
その子どもがどんな「資質・能力」を形成するかは、「どのような人間になるか」という人間性や人格の自由の問題で、子どもを中心に国民自ら考えることです。 続きを読む