台風接近    民自公VS共産党―真の対決構図くっきり

 F1000010-2  現在、3日午前6時。台風接近で雨戸をたたく強い雨と吹き荒れる風でいよいよかなり近づいているなと感じています。今後の進路に注意し、台風に対する備えも万全を期しておかなければ・・・・・。市内外、県内外の被害が最小限にとどまりますように。写真は午前9時30分頃の浄化センタ下の激しい流れの小田川

  しんぶん赤旗日刊紙1日付の記事を転載いたします。

民自公VS共産党ー真の対決構造くっきり                     通常国会閉幕 日本共産党が議員団総会 志位委員長あいさつ

 通常国会は31日、閉幕しました。3月11日に東日本大震災、原発事故が発生、政治の役割がするどく問われました。日本共産党は31日、国会議員団総会を開き、志位和夫委員長があいさつ(全文)しました。


 志位氏は、被災者救援と原発事故収束などの緊急課題で力を合わせるとともに、復興のあり方とその財源問題、原発・エネルギー問題などで独自の立場から提言を行い、国会論戦に取り組んできたことを強調。「二重ローン」問題では具体的提案で与野党を動かし、原発問題でも「やらせ」を明らかにして再稼働をストップさせてきたことなどを確信に、被災地の選挙戦で必ず前進を勝ち取る決意を語りました。

 さらに志位氏は、野田新首相が真っ先に行ったことは自民・公明両党首に会い、「3党合意」への忠誠を誓い、連携を求め、大連立を請い願う方向に延命の活路を見いだすことだったと指摘。「民自公翼賛体制」ともいうべき動きがつくられるもとで、消費税増税、原発の再稼働と原発依存への固執、米軍普天間基地の辺野古(へのこ)「移設」など、アメリカと財界いいなりの悪政が加速する危険性をあげ、正面から対決する決意を表明しました。

 志位氏は、同時に、「翼賛体制」の道は、「二大政党づくり」の行き詰まりを、いよいよ深刻なものとし、国民との矛盾を深くすると指摘。「自民か、民主か」の「二大政党づくり」の動きは、同じ土俵の上であっても、「違い」を競い、「対立」を演じあうことで進められてきたが、「両党が政治的に同一化してしまったら、その仕掛けそのものが自己否定になる」と強調しました。

 志位氏は、「アメリカいいなり・財界中心という古い政治を共同ですすめる『民自公翼賛体制』か、古い政治を大本から変革し、『国民が主人公』の新しい日本をめざす日本共産党か―これこそ本当の対立軸だ」「日本の政治の真の対決の構図を、広い国民の中で大いに訴えていこう」と強調。(1)国民運動を発展させ、国民の力で「民自公翼賛体制」を包囲する(2)日本の変革を進める強く大きな党をつくる―という二つの大仕事に取り組もうと呼びかけました。

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