きょう(23日)秋分の日、岡山市で14日から25日まで開催されている「上西竜二絵画展」の案内をいただいていたので、市議会も26日に最終日だけを残す状況で、時間がどうにか工面でき、妻と観に行きました。今回は、小品20点の展示が中心になっていました。いつものことながら、上西氏の素晴らしい絵に感動することしきりで、岡山まで行って良かったと思っています。つぎに、案内のハガキに書かれていた上西氏の言葉を紹介します。
「写真のような」「本物みたい」と、よく言われます。対象のありのままの姿の一瞬の煌めきを永遠に閉じ込めたものが写真だとしたら、絵画は時間をかけて対象の真実を抽出していくようなものかもしれない、と私は考えています。
一筆、一筆描いていく行程は、原石を磨き上げ宝石の輝きを宿す作業にも似ています。様々なものが濾過されて、純粋な輝きを放つような。そんな作品を生み出したいと願っています。
ほんものが真実とはかぎらない