きょう(5日)午前10時から井原市議会第2回政治倫理審査会(写真)が開催され傍聴しました。会の開会直後、1委員から「乗藤議員に来ていただき、この審査会で改めて事実を話してもらおう」という意見が出ました。10数分後、同会に出席した乗藤議員から、「本会議の開会日議会を欠席し、チャリティーゴルフに参加した」旨の報告がありました。また、引き続いて各委員から乗藤議員に対する質問も出され、これらの質問に答えてもらいました。質問が出尽くしたところで、乗藤議員は退場されました。このあと委員間で話し合い、審査会として井原市議会議員政治倫理条例第2条第1号に違反しているとの結論を全会一致で確認し、11時15分に審査を終了し閉会しました。
上記の審査が終了したのち、藤原正己会長と川上泉副会長が、議長室で宮地議長に審査結果報告書を手渡し(写真)ました。その内容は、付託された事件について、「井原市議会議員政治倫理条例第2条第1号に違反する」という審査結果を報告するというものです。 政治倫理条例の第11条では、要旨、議長はこの報告書を受理したのち、議会運営委員会に諮り、(1)議員の辞職勧告を行うこと。 (2)条例の規定を遵守させるため警告を発すること。 (3)その他議長が必要と認めること。の3点のうちのどの措置かを講ずることになっています。 議長は、報告者を受理したのち、同条例第11条に沿って、議会運営委員会(佐藤委員長)に、「この報告書に基づいて審議していただきたい」と口頭で諮問しました。これを受けて1月10日に議会運営委員会が開かれ、(1)から(3)のどの措置が妥当かを協議することになりました。