長寿の星(南極老人星)

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3月13日午後7時16分、倉敷市の鶴形山にある阿智神社境内から、
南極老人星といわれ、古来より長寿の星として知られる「カノープス」が見えました。
上記のメールと写真が、私の知人で倉敷市在住の大野智久岡山民報編集長から届きましたのでご紹介いたします。
以下は森本が検索し加えました。                               長寿の星・・・りゅうこつ座のカノ-プスです。この星は、高度がほとんど高く昇らず、なかなか見ることができません。ですからこの星が見えると、長生きができると言われ、長寿の星と呼ばれています。また、カノ-プスは星座を作る星の中で、2番目に明るい星ですので、注目されたのでしょう。しかし、初めにも言いましたが、高度が低いため大気の影響を受け、実際より暗く見えます。

南極老人星・・・古くから、南極老人星は戦乱の際には隠れ、天下泰平のときにしか姿を見せないという信仰が存在し、『史記』天文書や『晋書』天文志、『漢書』などには、皇帝たちが秋分の日に都の南で観測する慣わしがあったことが記されている。この南極老人星が代以降に南極老人として神格化され、長寿と幸福を司るものとされた。『事玄要言集』や『風俗記』には、北宋仁宗皇帝の前に現れて大酒を飲んだ説話が記されており、長頭短身の老人だったという。

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