井原市議会12月定例会(12月3日開会~17日閉会)の一般質問の内容が固まりました。次の8問です。これを26日に提出する予定です。
1.不況が続く情勢下で行政の果たす役割をどう考えていますか
「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」これは憲法25条です。私はこの25条の精神に沿って議会内外で活動しています。しかし、現在の情勢は、高齢者、中堅労働者、青年、子どもたちにとって大変厳しいものになっています。
こういう厳しい情勢の中におかれている市民に対して、井原市はどう臨もうとしておられるのか、また、憲法25条の精神に立って、市民福祉の充実を目指すことが重要だと考えます。新年度予算にどう反映させようとしておられるのか、行政の果たす役割の基本的なお考えと具体策をお尋ねいたします。
2.学力低下の原因究明と学力向上対策をどう考えていますか
いま学力低下が指摘されています。教育委員会として、学力低下の原因究明をしていますか。しておればその詳細をお聞かせください。また、学力向上対策をどう考えていますか。
3.市長は場外舟券売場の設置に同意しないこと
場外舟券売場に関する11月13日の新聞報道によると、12日に設置者の遊戯業者が市長に、同意申請書と事業計画書を提出したようです。市長は「一部の市民が心配する交通安全、治安面、環境美化、青少年への影響などについて、倉敷市の考えを聞きたい。申請内容を十分に検討して判断したい」と言われたようです。
市長が言われるように、「一部の市民」が心配しているのではなく、市内の有識者や教育者をはじめ、多くの市民が設置に反対しているのが実情です。したがって、設置に同意しない決断をしていただきたい。
4.就学援助制度の改善・充実を
国は、就学援助制度を改正し、今までの援助項目に新たに、クラブ活動費、PTA会費、学級会(生徒会)費の3項目を加えました。井原市でもこの3項目を援助項目に加えて実施してはどうですか。
5.市道井原北川線と日芳橋塚原線の三差路交差点の改良計画はどの位進んでいますか
今年の2月議会で、この交差点改良を提言しました。この時、市長は「周辺地権者や地域住民の方々との協議を行う資料である概略設計により、地域住民の方々や周辺地権者の方々のご意見をいただきながら協議を進め、渋滞が解消され安全に、また円滑に通過できる交差点となるよう取り組みたい」とお答えになりました。
関係地権者との話し合い等がどのように進み、今後の改良計画はどうなりますか。
6.住宅リフォーム補助制度を来年度も実施を
23年度にスタートした住宅リフォーム制度は、今年度も継続実施されています。この間の工事費事績で見ると非常に経済効果があることは実証されています。
地域活性化のためにも、来年度も実施いていただきたいと思いますがどうですか。
7.イノシシ、サルなどの捕獲で、三重県が実施している「まる三重ホカクン」作戦を導入してはどうですか
三重県が実施している「まる三重ホカクン」作戦は、ITなどを駆使した作戦で、非常に効果を上げています。
井原市でも調査・研究し実施していただきたい。
8.四季が丘グラウンド・ゴルフ場へ、各種大会時に大会関係者(事務局)が専用できるパソコンとプリンターの設置を
四季が丘グラウンド・ゴルフ場は、オープン以来、市内外からの利用者が多く、利用計画を大幅に上回っていると報道されています。
ただ、現在では、大会を開いてゲーム終了後の順位決定までに、かなりの時間がかかっています。時間短縮の方法として、パソコンを利用して処理する方法があり、そのための大会関係者(事務局)が専用できるパソコンとプリンターを設置してほしいという要望があります。
成績のパソコン処理は、時代の流れであります。この要望に応えていただきたい。