世界に例を見ない、75歳以上の高齢者いじめの後期高齢者医療制度の廃止を求める請願と陳情(6月に継続審査なっていた)がきょう16日の市民福祉委員会で不採択になりました。採択すべきと言ったのは、この委員会に所属している日本共産党の石井委員(議員)だけでした。不採択と言った委員(議員)の理由は概要次のようなものでした。現在、国が低所得者に対する軽減措置など見直し等をやっており、今後より良い方向に向け検討されるのではないかと思う。制度を後退させるのではなく、前進させることを考えることが大切だ。現在医療費が膨らんでおり、どこかで抑制しなければ、早晩破綻してしまうので、新たな制度の必要性はある。 しかし、不採択との理由を言いながらも、各委員は、確かに多くの問題を抱えており、批判もある。と口々に言っていました。私は、殆どの国民(市民)がこの制度は良いことは殆ど無いと言っている訳で、制度をいろいろ修正しても、根本が悪いものはどんなに修正しても悪い制度です。したがって、廃止をして、制度の導入前に戻して一から論議すべきです。真に井原市民の高齢者の生活と健康を守る立場に立つなら、不採択ということにはならないのではと思います。廃止に反対と言うことは、市民のみなさんに様々な負担や健康に不安があっても、がまんしなさい、仕方ないですよと言っていることになるのではないでしょうか。この請願・陳情の最終結論は22日市議会最終日の本会議で決まることになります。
後期高齢者医療制度の廃止を求める請願と陳情が委員会で不採択に
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