きょう9日午前中に瀧本市長に「子ども子育て支援新制度導入に対する要望書」を手渡しました。内容は下記とおりです。写真は今回も倉敷市の天野氏が撮って送ってくださった昨晩の「皆既月食」
子ども子育て支援新制度導入に対する要望
市民福祉向上のため、日々職務にご精励のこと心から敬意を表します。
現在、安倍晋三政権は、就学前の子どもの教育・保育のあり方を大きく変える「子ども子育て支援新制度」を来年4月から実施しようとしています。井原市でも「子ども子育て会議」を立ち上げ計画作成に鋭意努力されています。
また、これに関わる条例も井原市議会12月定例会に上程する運びで進められようです。
そこで計画作成や条例制定に関わり、下記のことを留意しながら進めていただきますよう要望いたします。
記
1.この制度を実施する前の今の時点から国の財源が不足していると言われてい ます。十分な財源を確保するために、市として国に財源の確保を強く求める こと。
2.新制度に移行する時点で、現在の保育水準を維持し、絶対に保育水準の低下 を きたさないよう十分配慮して進めること。
3.市が条例制定するときに、認可保育園と同等の小規模保育認可基準を明文化 すること。
4.新制度導入は保育士の非正規化が進む可能性をはらんでいます。市として保 育士を十分確保するため、抜本的な保育士の処遇改善を行うこと。
5.地域型保育事業の認可基準は市がつくります。人員の基準は国の基準が定め られますが、それ以外の面積基準などは市が決めることになっています。低 い認可基準にしないよう十分配慮すること。
6.子ども・子育て支援事業計画の13事業で、現在、市が実施している事業に ついては、絶対後退させることがないようにすること。
以 上