井原市では、来年10月からごみ袋を有料にすることを考えています。日本共産党は市民の反対(アンケート全体の73%もの人が反対)も強く、理解もまだまだ充分得られていない状況の中で実施すべきでないと声を大にして機会あるごとに訴えています。きょう現在ごみの有料化についてアンケートの中で書かれている声を次に紹介いたします。
ごみ有料化に対する市民の声
(2008年10月30日現在)《原文のまま》
◆「賛成・どちらかと言えば賛成」の方の声
◎ついでに道路も清掃しているが、これはどうなるのでしょうか。
◎他県、他市が大半実施中とあればやむを得ない。
◎ごみ袋の有料は良いが、袋の料金が他の市に比べて高い
◆「反対・どちらかと言えば反対」の方の声
◎ごみがどこの山の中にも、川土手にも散乱している。どうにかならないか。
◎資源ごみはよいことと思っているが、焼却場のダイオキシンの出ない高額の炉があ るのに厳しすぎると思う。したがって、普通の炉でよかったのではないか。
◎ゴミ袋の有料は絶対反対です。有料にすれば不法に捨てる人が出る。
◎反対だけれども、ごみを取りに来てもらうのはありがたい。
◎有料にする事によって、コンビニやスーパーにごみを捨てる人が増えるのでは。
◎市長は、市民の声を聞いていないのではないか?。
◎市長に家に来て説明してもらいたい。絶対に。
◎今の物価で、これ以上家計の負担になるのは困る。有料にはしないでもらいたい。
◎ごみは分けている。有料には反対。
◎有料になると、ポイ捨てがたくさん増えるのではないでしょうか。
◎井原市でお世話になっている高齢者です。ありがたいと思っています。気がかりな のは、道端にごみを捨てないようにすることです。何とかならないでしょうか。祭 日にごみが出せるようになって大変感謝している。
◎従来の不要袋を使用できなくなることは、大きな資源のムダ使いと考えます。
◎ゴミ袋を有料にしないでください。朝・夕方歩いていると、現在、山の中にごみを 捨てている人がいます。人があまり歩かないところを、市の職員も歩いてみてくだ さい。
◎ゴミ袋が有料になることを最近知って大変憤慨しております。ゴミ袋が無料である ことが、井原市の一番いい点だとさえ思って、他市は有料なのに井原市は無料だか ら喜んでいたのです。それなのに住民の意見も聞かずに、上の方で勝手に決めてし まうとは納得できません。どうしても有料にしなくては、市がやっていけないので しょうか。どうしても有料にするのなら、先ず、その理由を住民に説明し、充分に 理解を得てからすべきだと思います。今、もし、無理やり実行すれば、きっと夜の 間に、ゴミを車で山の中や河原などに捨てに行く人が出てくることは、火を見るよ り明らかです。私は、ゴミの分別などちゃんと守っております。 ◎賛成するには、ごみの収集場所の設置の方が先決であろう。
◎普通の家は無料に。業者は有料に。
◎CO2削減のための資金なら仕方がないが、不法投棄が増えることが心配です。
◎市長、少々研究してください。
◎今住んでいる所では、ドラム缶を市道の端に置いてごみを燃やしている人、または、 狭い家の庭でごみを燃やしている人などで困っています。こんな人が増えたらどう するのですか。
◎景気が悪いのに、ごみ袋を有料化したら、家の庭先などでごみを焼いたりする人が 増えて、井原市の空気が汚れます。45㍑のごみ袋が10枚で450円は高すぎま す!!。45㍑10枚おw100円で買っている人もいると思うので、450円出 すのは損する気がする人も多いでしょう。
◎市職員の給料の見直しが先じゃあないの。市職員も苦労が足りないなあ。サラリー マンは大変よ
◎今でも色のついた袋で出す人がいて、ごみ当番は大変困っています。ごみ袋が有料 になると、さらに指定以外のゴミ袋で出す人や、畑などでごみを燃やす人が増える のではないかと心配しています。
◎ごみ袋有料にしても、安くするか各家庭に毎年いくらか無料で配ってほしい。少し 高いと思う。
◎資源ごみの集積場所、収集回数を増やしてから有料化を考えるべきではないでしょ うか。弱者は持参するのが大変です。
◎ごみ袋有料化には反対です。たとえ有料化するにしても1㍑1円というのは高すぎ ます。
◎ごみ問題(有料化)は今までどおりで良いと思います。
ごみ有料化について反対の声が多というのに、前市長時代からの有料化推進派の人たちが、市長や市に圧力を掛け、何が何でも実現させようとしているようですが、森本さんらが市民アンケートを行なわれたように、市も市民アンケートを行なうべきです。
ごみ有料化の問題に関わらず、市も1年に1回は、広報にアンケート用紙を入れ、市政に対する市民の意見を聞くようにするべきだと思います。
三宅さま
コメントありがとうございます
現市長は、有料にすれば減量すると単純に考え、何が何でもと言う感じです。
市民への重要な施策実施時の説明責任と理解を深めるための説明会など二の次という住民軽視の市政は厳しく批判されるでしょう。
12月議会での有料化条例に対する市民代表である市会議員の態度が注目されるところです。
市民にとって本当に良い方向に向かえば、良いのですが、推進派の議員の多くが市に対して、強い影響力を持っているというのも気になります。
森本さん、12月議会では、是非、市民の代表として頑張って下さい!
三宅さま
12月議会は、条例改正議案が出されますので正念場だと思います。言われるように、市民の目線で市民の声の代弁者として奮闘いたします。
森本ふみお
ゴミ有料化の市民側対策。
家庭で出来るゴミ減量化と、ゴミ料金・税金の節税対策。食品袋の再利用の例。サラダ用キャベツを食べてごみ減量、について、私のホームページ(ブログ)http://blog.goo.ne.jp/jp280 の2009年1月12日の記事「ゴミ有料化の市民側対策」に書いて有るので、皆様、ご覧ください。