しんぶん赤旗日刊紙の記事

2014年12月12日(金)

比例全11ブロックで共産党躍進を 大激戦のまま最終盤

中国、四国で議席必ず 志位委員長が訴え

14日の投票日まで2日となった総選挙は大激戦のまま最終盤に突入しました。政党選択を争う全国11の比例代表ブロックすべIMG_3427日刊紙1面てで議席獲得・議席増を―日本共産党は11日、志位和夫委員長が愛媛、岡山、広島、山下芳生書記局長が長崎、佐賀、熊本の各県で比例候補とともに熱く支持を訴えました。党支部・後援会は宣伝や対話・支持拡大で猛奮闘。電話を受けた川崎市の女性が「安倍さん(首相)は怖い。秘密保護法や集団的自衛権、それに消費税」「今度は比例で入れます」と約束するなど、自民党や他党支持だった人が共産党支持を表明する激変が次々と生まれています。

日本共産党の志位和夫委員長は総選挙投票日まで残り3日間となった11日、松山、岡山、広島の3市で街頭演説し、比例の四国、中国両ブロックそれぞれで必ず議席を勝ち取り、「全国11の比例ブロック全部で躍進を勝ち取りましょう」と力いっぱい声をあげました。

松山市では「あと一歩の大接戦に持ち込んできました。四国の力を一つに集め、浜川ゆりこさんを、どうか国会に押し上げてください」と、11年ぶりの議席奪還を呼びかけました。

維新の党の代表が演説で、愛媛1区の投票先を「自民党」に呼びかけたことに言及。「自民党の補完勢力だと証明したようなものです。こんな政党に負けるわけにいきません。日本共産党の躍進こそ、日本の政治を変える最も確かな力です。四国で必ず議席を獲得し、全国11の比例ブロック全部で躍進しましょう」と訴えると、「勝ってください!」の大声援とたくさんの拍手につつまれました。

岡山市、広島市での訴えでは、「比例中国ブロックは大激戦・大接戦です。日本共産党と書いていただく方を最後の最後まで広げに広げ、大平よしのぶさん、36歳の若い力を国会で思う存分働かせてください」と訴えました。

演説のなかで、「海外で戦争する国」づくりを厳しく批判し、憲法9条を生かした平和の枠組み「北東アジア平和協力構想」を提案した志位委員長は「来年は、戦後70年、被爆70年です。日本の国の進路が問われる年となります」と問いかけました。「平和憲法を守ろう!」と高らかに呼びかけると、聴衆から「守ろう」の大きな唱和。「その願いを、党をつくって92年、ひとすじに反戦平和を貫いてきた日本共産党にお寄せください」と訴えると、「頑張って!」の声援と拍手にわきかえりました。

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