きょう23日全体での最後に一般質問を行いました。それぞれの質問項目と瀧本市長や片山教育長の答弁の大要は次の通りでした。写真は質問する私(井原放送より)
1.子ども医療費の無料化を18歳まで拡大することについて
18歳まで拡大しますと、新たに2,700万円の財政負担が生じます。
財政的な面から、かなり負担が大きくなるという観点から、必要性を感じながらも、子ども医療費の無料化の拡大については現段階では考えていません
2.市内すべての幼稚園に専任園長を配置について 今後とも経験年数の多い元校長や元園長にお願いする傾向は当分の間変わらないと思います。 大江の幼稚園については、3歳児預かりもしており、全体の人数等も見ながら来年度検討していきたい。
3.「嫁いらず観音院」や「天神峡」の観光行政の充実について JRと県の「大型観光キャンペーン」が平成28年の春に開催されます。この中で観光素材として、「嫁入らず観音院」を取り上げていただき、参加している旅行会社をはじめ報道機関に対して、積極的に誘客をお願いした。 「天神峡」については、県がバイパス開通後に旧道の整備が計画しており、これらの整備が完了した後、利用者の安全性や利便性の向上を目指し、必要な施設の整備を検討したい。
4.「避難所」の表示看板に外国語を併記することについて
現在、市内には143カ所の避難所があり、今後看板を更新する際には、在住する外国人も含め、国土地理院が示している地図記号などのようなものも含め、すべての人にわかりやすい避難所の看板になるよう、大きさや表示方法を見直したい。
5.軽度認知障害(MCI)のチェック制度の導入と市民への周知について
様々な検査方式が開発されているという状況なので、どれが一番いいかということをこれから検討して、取り組みを早期に進めていきたい。
6.自動体外式除細動器(AED)の使用方法や心肺蘇生術の講習を、小・中・高校生を対象に定期的に行うことについて
学校の限られた教育課程の時間の中で実施していくことは難しい面もあります。しかし、救命救急法は命を守る大切な内容であると考えますので、教職員や保護者のみならず児童・生徒も救命救急法についての学習を深めて行くことが望ましいと考えています。
今後も可能な限りの実施を各学校に呼びかけたい。