井原市議会2月定例議会発言通告

きょう14日午前中に発言通告書を提出し、関係部署のヒアリングも済ませました。質問は次の通りです

1.学校給食費の保護者負担を全額補助するか軽減することについて

若者の定住促進や子育て支援及び市外からの転入促進など人口減少対策の観点から、市が学校給食費(1回の負担は、小学生270円、中学生310円)の保護者負担を全額補助するか負担軽減措置を導入してはどうですか。
ちなみに、補助の方法は異なりますが、広島県の神石高原町や、井原市の友好親善都市である栃木県大田原市では実施しています。
これらの自治体を参考にして、本市でも補助を実施してはどうですか。

2.多胎(双子以上)妊婦に対する妊婦一般健康診査受診券の交付枚数を増やすことについて

平成27年12月定例会におけるこの件に関する私の質問に市長は「受診券を追加し、交付することにつきましては、今後日本産科婦人科学会の報告事例や近隣市町村の動向を見ながら研究してまいりたい」とお答えになりました。
質問した当時には、県内では新見市だけが通常の14枚に2枚追加していました。その後、高梁市が実施し、通常の14枚に5枚追加しているようであります。
市としてその後どう研究されたのか、また、新見市に次いで高梁市が追加助成したことをどう見ておられますか。
これらの状況を踏まえ、本市でも安心してお産できる環境づくり、また、若者の定住促進や子育て支援及び市外からの転入促進など人口減少対策の観点から、早急に受診券の追加交付を実施してはどうですか。

3.「部落差別の解消の推進に関する法律」が成立しました。市はこの法律成立をどう認識され具体的にどうお考えなのかについて  

「部落差別の解消の推進に関する法律」(以下「法」という。)が成立した結果、自治体で取り組む条文が盛り込まれました。ついては、具体的に次のことをお尋ねいたします。
① 国の特別対策の終結から14年を経て「社会問題として部落問題は、基本的に解決された到達点にある」と言われていますが、市長はこの点をどう思われていますか。
② 法第5条第2項では、「地域の実情に応じ、部落差別を解消するため、必要な教育啓発を行う」としていますが、市長、教育長はこの点をどう思われ、どうしようとお考えでしょうか。
③ 法第6条で、行政に義務付けられる「実態調査」が旧同和地区住民を洗い出し、国民の内心を侵害し、国民の間に新たな障壁をつくり出す危険があると考えます。また、行政上「同和地区」、「同和関係者」という概念は消滅していると思いますが、市長はこの点をどう思われますか。
また、このような中で実態調査が可能だとお考えでしょうか。

4.市役所本庁舎周辺の植栽の管理を徹底することについて

市役所本庁舎は井原の顔です。その顔である庁舎の周りの植栽が見るに堪えない箇所があります。
手入れを専門家にお願いするなどして、管理を徹底すべきではないですか。

5.ゴミ収集車の火災事故に対する市の対応について

先般、ゴミ収集車が火災事故を起こしました。被害は軽かったようですが、大きな事故の発生が大変危惧されるところであり、二度とこのような事故が起きないように、ゴミを出される住民の方々に対して何らかの手を打つ必要があると感じます。
市としては、この事故をどう認識し、ゴミ収集車が火災事故を起こさないために、今後住民の方々にどのような働きかけをしますか。

6.市が設置している公園の和式トイレを洋式トイレに変更することについて

市が設置している公園で和式トイレしかない箇所では、足などに怪我をしている方や足が弱っている方にとっては非常に利用しにくく、足腰に大変負担がかかるという声を聞きます。市内の公園で和式トイレしかない箇所は洋式トイレに変更してはどうですか。
特に立戸公園には和式トイレが2基あるので、せめて1基だけでも洋式トイレにという声を聞きます。この際、市内の公園のトイレの状況を把握していただき、和式トイレしかない箇所は、洋式トイレに変更するなどの方法を講じていただけませんか。
7.田中美術館の常設展の写真撮影を許可することについて

独立行政法人国立美術館が所管する美術館では、現在、フラッシュなど光を発するものや三脚等の使用は禁止、また、ほかの観覧者への配慮が必要な場合や所蔵品以外を展示する企画展では原則として撮影禁止のようです。しかし、各館の所蔵作品を展示する常設展では、写真撮影を許可している美術館が徐々に増えているようです。
田中美術館でも所蔵品に親しんでもらい、入館者増を期待し、まずは常設展に限って写真撮影を許可してはどうですか。

8.経ケ丸グリーンパーク遊歩道の整備について

経ケ丸グリーンパークが建設された当時、笹賀町から経ケ丸グリーンパークへ通じる遊歩道が設置されました。
当初は、関係住民の方々が遊歩道の管理をされていたようです。しかし、年数が経過し、今では管理をされていた方々も高齢になり管理がままならなくなっており、遊歩道の体をなしていないというのが実情です。
今でも時々市外から来られた観光客が、「ここは上がれるんですか」と尋ねられることもあるそうです。
この遊歩道を市において新たに整備するか、それがかなわなければ、地域の方とよく相談して遊歩道という看板を撤去してはどうですか。

 

経ケ丸グリーンパークが建設された当時、笹賀町から経ケ丸グリーンパークへ通じる遊歩道が設置されました。

当初は、関係住民の方々が遊歩道の管理をされていたようです。しかし、年数が経過し、今では管理をされていた方々も高齢になり管理がままならなくなっており、遊歩道の体をなしていないというのが実情です。

今でも時々市外から来られた観光客が、「ここは上がれるんですか」と尋ねられることもあるそうです。

この遊歩道を市において新たに整備するか、それがかなわなければ、地域の方とよく相談して遊歩道という看板を撤去してはどうですか。

 

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