井原市議会3月定例会の質問要旨を提出

0314dsc_5043-2 きょう(27日)午後、井原市議会3月定例会の発言通告(質問要旨)を議長宛に提出し、関係部署の職員さんに内容についての話をしました。今回は任期中の最後の質問になり、平成元年6月議会の初質問から連続80回目の質問になります。質問日と順番は、3月2日の議会開会日翌日の3日午後に決まります。質問要旨は次ぎのとおりです。

1.市内企業での派遣切りなどに対し、市の対応の一層の強化を
 
 全国的に派遣切り、雇いどめなどを行う企業が後を絶ちません。井原市でも派遣切りなどで多くの労働者が厳しくつらい立場に追い込まれています。これからも派遣切りされる労働者がふえます。これらの方々を守る手だてを、市は第一次の対策として講じられましたが、まだまだ不十分です。企業に派遣切りなどしないよう申し入れを行うなども含め、これらに対する対応を一層強化すべきではないでしょうか。

2.美星国保診療所の存続のため最大限の手だてを

 市長は、「美星国保診療所は存続させます」と、たびたび明言しておられます。私は、先の12月議会でも提言を含めた質問をしましたが、3カ月たった現在、市としてのこれまでの取り組みと、私を初め多くの方々はなんとしても存続していただきたいと思っておられます。
今後の見通しをどう立てておられるのですか。

3.緑内障、白内障の早期発見、早期治療のため、市が積極的に眼科健診の実施を

 緑内障は自覚症状がほとんどなく発見が遅れ、どんどん進行するというケースがあります。白内障は最近では手術でかなり改善されます。これらは早期発見、早期治療が望まれます。そこで、緑内障、白内障の早期発見、早期治療のため、市が積極的に眼科健診を実施してはどうですか。

4.父子家庭へも母子家庭並みの助成を
 
 ひとり親家庭で、母子家庭に対する、国・県の各種助成は実施されていますが、児童扶養手当等、父子家庭に対しても、母子家庭並みの助成を考えてはどうでしょうか。

5.学校図書館の学校司書の全校配置と正職員化を
 
 市内の各学校に専任の学校図書館の学校司書は配置されておらず、兼務となっています。各学校に専任の学校司書の配置と、嘱託職員を正職員化してはどうですか。

6. 市内循環バスを低床バスに買い替えを。また、デマンドタクシーの導入を

 市内循環バスに乗りたくても、昇降口が高いので、足が不自由な方は利用しがたく、タクシー利用になってしまう、という声があります。循環バスの買い替えを早め、低床バスに切り替えてはどうですか。また、循環バス路線のコースから遠い方は、なかなか利用できないというのが実情です。こういう方々のために、デマンドタクシーを導入してはどうですか。

井原市議会3月定例会の質問要旨を提出」への2件のフィードバック

  1. 三宅

    「6.市内循環バスを低床バスに買い替えを。また、デマンドタクシーの導入を」ですが、低床バスとデマンドタクシーの導入は、是非、実現してほしいものです。

    市内の公共交通は、ただ走らせているだけという感があり、利用者の立場を考えていない気がします。

    市内循環バスの運行時間にしても、通勤・通学に使えない時間帯に走っていて、井原線の列車との接続も悪い状況で、市民の間では、不便で役に立たない、無駄だという話がよく出ます。

    利用者の立場を考えた車両やデマンドタクシーの導入も必要ですし、利用しやすい運行時間の設定も必要であると感じます。

    また、市内循環バスに限らず、市内すべてのバス路線に低床バスの導入、乗降者の多いバス停への待合所の設置、国道313号など4車線道路へのバス優先レーンの設置といった公共交通を大切にした町づくりも、市は今後、積極的に取り組むべきであると感じます。

  2. 森本ふみお

    三宅さま
    度々のご訪問ありがとうございます。貴重なご意見ありがとうございました。
    先日の発言通告後の聞き取りでは、役所は大変消極的な考えのようです。理由は色々有るでしょうが、利用者の立場に立ち切ってないと痛感しています。日時はまだ決まっていませんが、来週質問に立つことになります。最大限努力いたします。

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