井原市立明治小、共和小・幼の芳井小・幼への統合が井原市議会で俎上に載せられます。9月10日から始まる井原市議会の本会議終了後、全員協議会が開催され、この合併の件が市教育委員会から報告される予定です。芳井町内のこれらの小学校・幼稚園の関係者からは、井原、芳井、美星が合併(平成17年3月1日)する以前から統合を求める声が上がっており、合併後も統合を進める方向で動いているようです。教育委員会はこのことについては、一貫して「地元の意向を尊重して対応する」としており、慎重に事を運んでいます。今後、議会の中でも具体的なものが出てくるでしょうが、地域の関係者の意見なども良く聞きながら、関係者の立場に立って対応していきたいと考えています。ご意見がおありの方はお気軽にお聞かせください。(森本の自宅0866-62-6061、携帯電話090-8711-9634)
戦後の民主化の一つ小学区制は、くずしてはならないものと考えます。教育の機会均等をほしょうするという立場から1人でも子供がそこにいれば学校を建てると言うのがたてまえです。統廃合の理由は何なんでしょうか。
ひのつ倫子さま
統合の理由は基本的には児童の減少です。しかもPTA,公民館、自治会の3者から統合の要望が教育委員会に出されています。教育委員会は一貫して「地元の意向を尊重して対応する」という態度ですが、地元の総意が統合をということなのでこの方針が出されたようです。論議の中で「反対の意見があったのでは」と尋ねましたが、数回の懇談会を持ったがなかったとのことで、反対の態度は取りませんでした。
山村部の学校が次々と無くなってしまうことは,非常に残念なことです。地方の格差是正という言葉がよく聴かれ,課題となっていますが,山村部にある学校を里の学校に統合する政策から,里にある学校を山村部の学校に統合させる逆の政策に転換しない限り,山村部には今後,人が住まなくなってしまう気がします。