きのう、きょうのテレビ、新聞等で民主党が政府の新テロ特措法案への対案となる「アフガニスタン復興支援特別措置法案」を参議院に提出したと報じています。報道によると民主党案の内容は「人道復興支援を中心にしつつ、自衛隊アフガン本土への派遣を容認」「現行法の枠を超えて武器使用基準を緩和」「自衛隊派兵の恒久法の早期整備を盛り込む」「国連決議がある場合にはインド洋での海上阻止活動への参加を検討する」などが盛り込まれているようです。
これから国会で議論されるでしょうが、これだけを見ても、自衛隊をアフガンに派兵することを容認し、その上、武器使用も拡大するなど、憲法に抵触するなどの大きな問題点をはらんでいるように思います。今アフガンではタリバンなどとの政治的交渉による和平を追求する「平和と和解のプロセス」が進んでおり、この動きを前進させることが重要だと言われております。