9月定例会での一般質問

 0823DSC_9658-2 井原市議会9月定例会の一般質問の内容が大体固まりました。今後、多少の字句の訂正があるかもしれませんが、次の7項目を考えています。

1.医学奨学生育成の観点から奨学金制度の導入を
  以前にも医学生に対する奨学金制度の導入を提言したことがあります。井原市民病院での医師確保の観点から、改めて、中・長期展望にたって奨学金制度の導入を考えてはどうですか。
 6月21日の中国新聞に「尾道市の医学奨学生 定員の倍4人採用 医師確保に必要と判断」という見出しで奨学金制度について報道されていました。予算は960万円です。大変参考になるのではないですか。
2.学童保育施設の耐震診断と耐震工事の実施を
 井原市では、市内の学校施設や公共施設の耐震工事が急速に進んでいます。ただ、市内の学童保育に利用している施設の地震に対する備えは十分なのか心配です。
 将来を託す子どもたちが、安全で安心して生活できる環境づくりは非常に重要です。それぞれの施設の耐震診断を行い、耐震工事が必要な施設は工事を実施してはどうですか。
3.井原市が行っている都市宣言に沿って啓発塔の新設を
 井原市の都市宣言は、昭和35年7月13日の「平和都市宣言」に始まり、平成8年の「人権尊重の都市宣言」までで8件あります。
 この内、「暴力追放宣言」「健康福祉都市宣言」「井原市非核平和都市宣言」の3件が、市役所西駐車場に前記宣言を書いた3面の啓発搭があるだけです。
 市民をはじめ市外の方々にも井原市はこんな宣言をしていますという啓発のための搭です。
都市宣言で言えば、8件のうち2件しか建てられていないというのが実情です。早急にすべての都市宣言の啓発塔を新設してはどうですか。
4.肺がん検診の早期発見と精度アップのため、「CT検査」の導入を
 市内の医師から次のような声を聞きました。「現在、肺がん検診のため、市の検診などでは、胸(肺)のX線撮影で診断しています。確かにX線撮影でも早期発見に効果はあると思うが、これで発見できないこともあり、診断精度アップのためにはCTが非常に効果がある。」とのことでした。
 費用はかさむと思いますが、肺がん検診にCT検査の導入を考えてはどうですか。
5.在宅血液透析患者への助成制度導入の今後の見通しは 
 6月議会で提言したことです。その後、市長は患者の家族と会われて実情(窮状)をつぶさに聴かれました。全国的にも助成制度のある自治体はありません。勿論、県下でも、在宅血液透析患者は、本市に一人だけということもあります。
 導入については医師会との関係もありましょうが、是非実現してほしいと思います。今後の見通しはどうですか。
6.市内にある中・大型の観光案内看板の補修・更新を
 市は、観光客の一層の増加をと様々な方法で大変な努力をされています。そんな中で気になるのが、市内に設置されている中・大型の観光案内看板の老朽です。色があせ、本体そのものも痛んでいるなど、補修・更新が必要な看板がいくらかあります。
 観光客がこれらの看板を見て「なんだこれは?」と思われないためにも、また、今後の観光客増を目指すためにも早急に手を加えるべきではないですか。
7.放射線量測定器を購入し、定点での定期的測定と希望者には出張測定を
 東日本大震災時の原発事故後、放射線量についての感心が非常に高まっており、市民の方から「井原市には計測器があるんか?」「この周りで原発事故がおきた時、事故前の放射線量がどれ位だったのかを把握しておく必要があるんでは」などの心配や不安の声を聞きます。
 井原市でも放射線量測定器を購入し、定点での定期的測定と希望者には出張測定をして、市民の安心・安全の確保に努める必要があるのではないですか。

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