「しんぶん赤旗」カテゴリーアーカイブ
22日付け しんぶん赤旗日刊紙の記事より
20日付け しんぶん赤旗日刊紙の記事より
16日付け しんぶん赤旗日刊紙「主張」
2017年6月16日(金)
主張
「共謀罪」強行成立
危険な違憲立法廃止の声広げ
「内心」を処罰対象にする「共謀罪」法は、夜を徹した与野党の攻防を経て15日朝の参院本会議で自民・公明の与党と日本維新の会の賛成多数で可決・成立しました。国会前に駆けつけた多数の市民の抗議や国民世論を無視し、「数の力」で違憲立法を強行した安倍晋三政権の暴挙は断じて許されません。国会審議で次々とあらわになった「共謀罪」がもたらす人権侵害、「監視社会化」への危険をそのままにすることはできません。「共謀罪」法廃止をはじめ、安倍政権による「戦争する国」への暴走を阻止するたたかいを広げることがいっそう急務となっています。 続きを読む
16日付け「しんぶん赤旗日刊紙」の記事より
後援会ニュースの配布/8日付しんぶん赤旗日刊紙の記事より
しんぶん赤旗日刊紙記事より
しんぶん赤旗日刊紙「主張」
パリ協定
2017年6月3日(土)
主張
米のパリ協定離脱
人類への責任放棄 通用しない
トランプ米大統領が、地球温暖化対策の2020年以降の枠組み「パリ協定」からの離脱を正式に表明したことに、世界中の市民や国々などに怒りと失望が広がっています。
温室効果ガスの排出量が世界第2位の米国は、地球温暖化対策に大きな責任を持つ立場です。温暖化の深刻な脅威に国際社会が一丸となって立ち向かおうとするときに、その流れに背を向けるトランプ政権の姿勢は、現在の人類と将来世代に対する重大な責任の放棄です。
すべての国が削減行動
「パリ協定」は、国際交渉を積み重ね、「先進国」と「途上国」が対立を乗り越え、すべての国が排出削減に取り組むとして2015年に採択された条約です。世界の気温上昇を産業革命前から「2度」を十分に下回る水準に抑える(1・5度もめざす)ために、化石燃料から脱却し、今世紀後半には人間活動による温室効果ガスの排出を実質ゼロにする、などを目標にしています。16年9月には二大排出国の米中がそろって締結し、11月に発効しました。日本も含め現在147カ国・地域が批准しています。 続きを読む
5月31日付け「しんぶん赤旗日刊紙」の記事より
しんぶん赤旗日刊紙「主張」
主張
「共謀罪」法案攻防
強権で「監視社会」進める異常
憲法が保障する思想・良心の自由を侵害する「共謀罪」法案をめぐる自民、公明の与党と日本維新の会の強権的な国会運営は、異常という他ありません。審議のたびに新たな疑問や論点が出てくるのに金田勝年法相の迷走答弁などで議論がかみあわないまま衆院法務委員会で強行採決し、野党の反対を無視して衆院本会議を開き、可決を押し切る―。「内心」を処罰する重大法案を、乱暴極まるやり方でしか押し通せないこと自体、「共謀罪」法案の危険と矛盾を示しています。もの言えぬ監視社会づくりを推進する安倍晋三政権の暴走を阻むたたかいが急務です。
異論封じの姿勢際立つ
与党や維新は法案の衆院での審議は尽くされたといいますが、そんな言い分はとても通用しません。法案の実質審議が4月中旬から委員会で始まって1カ月―。はっきりしてきたことは、政府のいうような法案導入の理由は全くなく、むしろ「心の中」を取り締まる法案がもたらす危険な実態です。 続きを読む