月別アーカイブ: 2011年4月

被災地の要望を政府に伝える

3月26・27日に、東日本大震災の避難所、被災地を訪れて要望を聞く志位和夫委員長。被災地の要望をふまえて政府に申し入れを行いました。埼玉スパーアリーナ、味の素スタジアム、川崎市とどろきアリーナ、福島市、飯館村、南相馬市をたずねました。

しんぶん赤旗の主張 「計画停電」大口需要者への総量規制を

 0568-3 4月3日しんぶん赤旗日刊紙に「計画停電」大口需要者への総量規制を と題した「主張」が載っていました。次に紹介(転載)いたします。

「計画停電」 大口需要者への総量規制を

電力の需要が最も大きくなる夏場を前に、首都圏を中心に4400万人に電力を供給している東京電力の「計画停電」の見直しを求める声が高まっています。 「計画停電」は東電の福島原発の事故や一部の火力発電の停止に対して、東電が始めた電力供給の強制カットです。

 「計画停電」といっても対象地域を定めて輪番で機械的に停電させるやり方で、生命にも暮らしにも営業にも配慮がありません。

医療現場に深刻な影響

 停電中は心電図や胃カメラなど検査機器が使えず、診療制限を余儀なくされている診療所など、命を支える医療や介護の現場に大きな問題が発生しています。在宅療養の患者も、人工呼吸器やたんの吸引器などの「命綱」が電源を失う危険にさらされています。

 東京中小企業家同友会の調査によると、震災で直接被害を受けた企業も少なくない上、6割の企業が間接的な被害を受けています。間接被害のうち最も多くの企業が挙げた原因は「計画停電」です。鉄道もJRなどでは平常に戻りつつあるとはいえ、私鉄を中心に依然として影響が残っています。

 日本共産党は混乱を引き起こしている「計画停電」を見直し、東電まかせにせず、大口需要者への総量抑制などによる節電を進めるべきだと政府に要請しています。吉井英勝衆院議員は3月30日、経産省・資源エネルギー庁に対し、原発事故を起こした東京電力に電力供給の義務を果たさせるとともに、供給能力と需要の見通しを詳細に示すこと、電気事業法にもとづいて大口需要者に総量規制をかける「電力使用制限令」の発動を検討するよう求めました。

 「電力使用制限令」は契約電力が500キロワット以上の大口需要者の使用最大電力量の限度などを政令で決め、政府の権限で電気の使用を制限できる措置です。政府も「計画停電」を見直すとともに、「電力使用制限令」の発動の検討を始めたと報道されています。

 東京電力には乱暴な「計画停電」を根本から見直し、住民本位の需給の調整に最大限の努力を払うことが求められます。

 民間研究所のリポートによると火力発電の復旧、ほかの電力会社や鉄鋼など事業者の自家発電の余剰電力の融通などの供給対策と、大口需要者との需給調整契約の活用によって「計画停電」なしでも十分対応できるといいます(環境エネルギー政策研究所)。

 需給調整契約は大口需要者が電力使用の削減に応じる代わりに料金割引を受けられる制度です。最近では柏崎刈羽原発の停止などにともなって電力が不足した2007年に活用し、節電可能な調整電力260万キロワットを確保しています。

抜本的に努力強めて

 この規模で需給調整契約を活用すれば、震災前まで稼働していた福島第1原発の1、2、3号機の合計出力(約200万キロワット)を補えます。資源エネルギー庁によると、現状では需給調整契約にもとづく節電は20万~30万キロワットにとどまっています。企業に積極的に要請すれば07年を大幅に超える契約の確保も可能なはずです。東電は抜本的に努力を強めるべきです。

 乱暴な「計画停電」のようなやり方ではなく、住民の生命と暮らし、中小零細企業の営業を尊重した電力対策への転換を求めます。

 

 

きずなNo.832(4月7日)

きずなNo.832(4月7日)ができました。

3月25日に4月1日付けの井原市、井原地区消防組合などの人事異動の発表があり、4月1日に辞令の交付がありました。先週に続いて今週も異動の内容をお知らせします。

>> きずなNo.832(4月7日) PDF190KB

「めだか」の花見 *郷社まつり

   IMG_6315-2 毎年、今の時期、車椅子生活者などの「めだかの集い」という団体が花見をしています。きょう(4日)昼前から小田川左岸の桜橋公園で5分(?)咲きの桜の下で花見をしました。少し風がありましたが、天候に恵まれた中での花見でした。昨年は、日本舞踊、フォークダンス、腹話術、手品、子供さんによる民謡、紙芝居など多くのボランティアの方々が参加して華やかな会でしたが、今年は東日本大震災が起きたので、いっさいこれらの催しはせず、桜の木の下で美味しい弁当をいただき、簡単ビンゴなどで景品をもらうなどと質素にしました。それでも参加者は毎年楽しみにしており、大変楽しいひと時を過ごしました。写真は参加者全員でパチリ・・・。

     IMG_6311-2  毎年4日の日と決まっている「郷社まつり」がきょうありました。いつもですともう少し多くの参拝者で賑わっていますが、写真のように境内はあまり参拝者はおられませんでした。私はこれまで毎年のように行っていますが、だんだん参拝者が少なくなっているような気がします。露天のお店の主人も「これくらいの参拝者じゃあどうしようもない」と嘆いておられました。

「日本共産党森本ふみお後援会ニュース」をUPしました

公開未済となっていた「日本共産党森本ふみお後援会ニュース」の次の号をUPしました。

「きずな」をUPしました

公開未済となっていた次の「きずな」をUPしました。

[追記 4/5]

期日前投票 *井原桜まつり *葡萄浪漫大神楽

 IMG_6240-2 きょう(3日)は県議選が始まって3日目、期日前投票が始まって2日目、きのう入場券が届いた(なくても入れますが・・・)ので、きょう井原市役所本庁舎1階の市民サロンの井原市期日前投票所(写真)で投票を済ませました。最近の選挙は、期日前投票者が増えているようですが、投票を済ませてこの写真を撮っている間にでも、知った人が5人投票に来られていました。

 IMG_6248-2IMG_6268-2 午前10時過ぎから「いばらサンサン交流館」の下手にある井原桜橋公園で恒例の「井原桜まつり」が行われ、鏡獅子太鼓(写真)などの演奏や子供神楽や太極拳などなど様々な演目が披露され、舞台の前や周辺で大きな拍手を受けていました。また、井原公民館を出発し、小田川の右岸を上手と下手に歩いてまつり会場まで歩く数百人(主催者発表)の「桜まつりウォーク」の一行が「がんばれ東北 よみがえろう日本」と書いた手づくりの紙製のぼり旗を持って元気に歩いて(写真)いました。開会のあいさつで主催者を代表して、井原まちづくりの会の三宅会長が「東日本大震災が起き、役員で中止するかどうか何度も話し合ったが、西日本から元気を送るためにやろうということになり、きょうを迎えた」という話がありました。

  IMG_6272-2 青野町では葡萄浪漫館を会場に「葡萄浪漫大神楽」が開催(写真)され、市内外からの神楽大好きという方々が、舞台の前で熱心に見事な神楽舞いに見入っていました。舞台の上部には、「葡萄浪漫大神楽」の上に「東日本大震災慈善」と書かれた横断幕が掲げられたいました。舞台の周りでは、来場者が地元の方々らが出したお店で、お好みの品を求めていました。

志位・菅党首会談で原発の新増設に新たな動き

  IMG_6237-2  日本共産党の志位和夫委員長が3月31日の党首会談で、菅直人首相に、政府が掲げている14基以上もの原発の新増設計画を中止するよう求めたのに対し、菅首相が「白紙というか、見直しも含めて検討したい」とのべたことが内外で大きな反響を呼んでいます。しんぶん赤旗(写真)は勿論ですが、1日の山陽新聞や中国新聞でも朝刊の一面トップで報道されていました。また、多くの新聞でもこの会談での菅首相の原発で新増設に対する白紙発言を一面トップで報道しているそうです。詳しくはしんぶん赤旗をお読みください。

きょうから新年度*県議選告示*市役所も新しい配置に*桜・・・

  いよいよきょう(1日)から新年度に入りました。役所も2月議会で決まった予算の執行がきょうから始まります。私たち議員は、チェック機能を果たすという意味で、この一年間の予算執行を注意深く見守っていかなくてはなりません。

  県議選もきょうが告示。井原・小田郡区では、立候補表明してた3名が10日間の選挙戦に入りました。本番での選挙区内での街頭などからの政策の訴えが、どれだけ有権者の心に響くかでしょう。前回平成19年4月8日の投票率は61.39%でした。これを上回る投票率になってほしいですネ・・・。

  井原市役所では、先日移動の内示があった職員の方に、午前中辞令の交付が行われました。それぞれ新しい職場の自分のデスクに座って、前任者からの引き継ぎを受けた内容を確認しながら仕事をされていました。議会事務局も次長がかわられ新次長が自席で仕事に精を出されていました。事務局へ行ったとき、「今後ともよろしくお願いします」とお互いにあいさつを交わしました。

  IMG_6234-2IMG_6225-2 ここのところ暖かい日が続き始めました。市内の桜の咲き具合はどうかな?と井原土手の桜橋上手の桜を観に行きましたが、ほとんど咲いてなくて咲いている木を探すのが大変でした。やっと写真のように2輪咲いているのを見つけカメラに納めました。「市民病院の駐車場内の枝垂桜は咲いているよ」ときのう聞いていましたので、きょう行って観ました。写真のように満開でした。現在の病院ができる前は、見事な花を咲かせていましたが、現在は、太い幹には咲いてなくて途中から生えた細い枝にどうにか咲いているという状況です。今後、往時を思わせるような桜の木になってほしいものです。きょうは日中20度以上になったような気温なので、井原堤や大江町の公園の桜も、今後一気に咲き始めるのではないでしょうか・・・。