10月31日と11月1日に、高校駅伝、芳井ふるさと祭り、国際交流フェスティバル、市文化祭、芸能祭などが多彩に繰り広げられました。先週に続いて極一部ですが写真でご紹介いたします。
月別アーカイブ: 2015年11月
はかない命
しんぶん赤旗日刊紙「主張」
2015年11月6日(金)
主張
「もんじゅ」勧告へ
存続は有害、ただちに廃止を
20年前に事故を起こし、運転再開の見通しが立たない高速増殖炉の原型炉「もんじゅ」(福井県)に対し、原子力規制委員会がこれまでの運営主体、日本原子力研究開発機構には安全に運転する能力はないと、あらたな運営主体を見つけるよう文部科学相に勧告することを決めました。「もんじゅ」は運転を停止していても周辺に集中立地する原発とともに住民の暮らしを脅かし、巨額の費用もかかります。存続させること自体が有害であり、ただちに廃止すべきです。
20年前に大事故起こし
「もんじゅ」は、ウランを燃料に発電する原子力発電所の使用済み燃料を再処理してプルトニウムを取り出し、それを再利用して発電する原発です。燃料にしたプルトニウムをさらに再処理すれば、燃やした以上の燃料が取り出せるというので、「核燃料サイクル」を実現する「夢の原子炉」だとまで宣伝されました。 続きを読む
きのこのこカフェin惣谷
きょう5日午前10時から12時まで、井原市木之子町惣谷(そうたに)公民館で「第1回 きのこのこカフェin惣谷」が開催されました。惣谷地区の方々を中心に、公民館の中(写真)でも外(写真)でも多くの方で賑わっていました。地区内でもあまり顔を合わせないので「久しぶりじゃなー」「元気じゃったん」などと声を掛けあい、話が弾んでいました。数種類の飲み物がすべて100円で、クリやブドウ、ミニケーキ(写真)などが付けられていました。私は紅茶をいただきました。大変美味しかったです。関係者の方々は、きょうの日のための準備は大変だったろうと思いますが、このように多くの地域の方々が集まり、膝を突き合わせて話し合う場が設定されたことは大変有意義なことだと感じました。今後は毎月第1木曜日午前10時から12時まで開催されます。
予算要望書作成
生活相談 「きずな」印刷と仕分け
日刊赤旗「きょうの潮流」より
2015年11月3日(火)
きょうの潮流
保育士は5割、図書館職員は7割、ハローワークの職員は6割。先日のNHKスペシャル「暮らし直撃! 雇用激変 働くあなたは大丈夫?」で紹介された非正規で働く人の割合です▼昨年、ついに2000万人を超えた非正規労働者。番組冒頭、京都大学iPS細胞研究所の教職員の9割以上が非正規であることが伝えられます。「雇用が不安定だと、頑張りが続かない」と山中伸弥所長。もっともな嘆きです▼番組は、過酷な条件で働く正社員と低収入の非正規労働者という雇用の二極化が進み、「中間層の消滅」が始まっていると伝えます。スタジオ討論では、それぞれの立場から深刻な悩みが―。「一億総活躍社会」を掲げる安倍政権のスローガンが、いかに空疎で欺瞞(ぎまん)に満ちたものか、おのずと浮かびあがりました▼しかし、問題提起が労働者派遣法の改悪の後というのがいかにもNHKらしい。労働者の代表である労働組合がスタジオにいなかったことも、画竜点睛(がりょうてんせい)を欠くものでした▼この労組の役割について、『ねっとわーく京都』(10月号)で京都放送労働組合の古住公義副委員長が説いています。同労組は、非正規の人たちの社員化、直用化、雇い止めストップなどの格差是正に数々の成果をあげてきました▼「正規・非正規を問わず、不本意なクビ切りを労働組合が認めてしまうのであれば、労働組合ではない。非正規問題に、まず既存の労働組合が本気で腰を上げることが大切」と古住副委員長。そこに解決の道筋が見えます。