きょうの潮流 2016年が暮れてゆきます。それぞれの喜びや悲しみ、世の出来事も、年の移り変わりとともに心のうちに折り重なっていきます▼〈ゆく年を橋すたすたと渡りけり(鈴木真砂女)〉。振り返って感慨にふけることもなく、新しい年に向かう人も。いずれにしても、どこかで折り合いをつけながら人は前に進んでいきます▼年末にオバマ米大統領と真珠湾を訪れた安倍首相は「和解の力」を強調しました。75年前、ここを発端に戦火を交えた日米。寛容の心が両国を結びつけ、パールハーバーはその象徴だと▼日本が起こした戦争については黙して、戦没者を哀悼し、希望を語る。いくら言葉を飾っても、日本の首相としてどんなに無責任で空疎な演説か。あの戦争で犠牲になった人びとを「慰霊」するというなら、なぜ侵略と植民地支配によって筆舌に尽くしがたい苦しみを与えたアジアの国々に足を向けないのか▼首相とともに真珠湾を訪問した稲田防衛相が戻った足を運んだのは靖国神社でした。戦争を正しかったとする勢力の本拠地。そこへの防衛相の参拝は、歴史と誠実に向き合って折り合いをつけるどころか、対立と分け隔てを深めるだけです▼この政権の欺まんと正体が鮮やかに。年が改まっても、国の行く末を誤り、生活を危うくするアベ政治がつづくかぎり、たたかいはさらに。今年の本欄も沖縄のたたかい、そして安倍政権に対して野党と市民が共闘する姿を多く。その息吹を伝える「しんぶん赤旗」を、来年もどうぞよろしく。
月別アーカイブ: 2016年12月
大晦日氷点下1℃でこの季一番の冷え込み
きょうは12月31日大晦日。今朝の夜明け前の気温が氷点下1℃でした。きのうが氷点下0.5度でこの季最高の冷えでしたが、きょうはそれを更新しました。今後、時々氷点下の日があると思いますがこの寒さを乗り切らなければ・・・・・。今晩恒例の「紅白歌合戦」と「ゆく年くる年」を観ながら井原市議選が行われる新年を迎えることになります。2017年4月23日の市議選に向け元旦から始動。これも毎年恒例の元旦午前7時に荏原の高越城址での「日の出」を観に。帰って年賀状が届くのを待って、新しい気持ちで年賀状の返礼書き。2日は午前中新年のあいさつ回り。午後、家族と共に私の実家(倉敷市玉島)と妻の実家(井原市西江原町)の墓参り。今月は地元と市の出初式、成人式などなど正月らしいめでたいことがいろいろあります。
しんぶん赤旗読者ニュース「きずな」2016年12月29日第1101号
11月24日に日本共産党井原市委員会(森本ふみお委員長:井原市議)のメンバーが、「来度の予算編成の中で、市民の声を採り入れて予算化して欲しい」と井原市長宛に文書で申し入れを行いました。その中で、この度、新しく市民の声として盛り込んだ項目に対し、瀧本市長から下記の回答がありました。その内容をお知らせします。
しんぶん赤旗日刊紙より
反省なき外交では、真の和解と友好を築くことはできない
日本共産党 志位和夫委員長が談話
一、安倍首相の真珠湾訪問で何よりも問われたのは、首相が過去の日本の戦争をどう認識しているのか――その歴史観、戦争観だった。しかし、首相がのべた所感では、「戦争の惨禍は、二度と、繰り返してはならない」というだけで、過去の戦争に対する認識は一切語られなかった。
75年前の真珠湾攻撃は、中国侵略戦争の行き詰まりを、戦線をアジア・太平洋全域に広げることによって打開しようとした、文字通りの侵略戦争である。日本の首相が真珠湾を訪問するというのならば、アメリカ国民に対してだけでなく、アジアの諸国民、そして日本国民に、甚大な惨害をもたらしたアジア・太平洋戦争に、真摯(しんし)に向き合い、この戦争をどう認識し、どう反省しているかを、語るべきだった。
一、安倍首相は、2013年12月の靖国神社参拝に対して、内外からの厳しい批判が集中したのち、過去の戦争を美化する「歴史修正主義者」としての本心を隠しながら、「『戦後』を過去のものとして終わらせる」ために腐心してきた。15年8月の「安倍談話」に続く、今回の真珠湾訪問は、そうした試みの一つである。
しかし、過去の日本の戦争を「間違った戦争」とは決して認めようとしない(15年5月・党首討論)反省なき外交では、世界とアジアの諸国民との真の意味での和解と友好を築くことはできない。
一、安倍首相が所感でもっぱら強調したのは、戦後の一時期における米国の対日政策を礼賛することで、日米軍事同盟を「希望の同盟」として全面的に美化し、「いままでにもまして、世界を覆う幾多の困難に、ともに立ち向かう」と誓約することだった。
しかし、アフガニスタン戦争、イラク戦争のような米国の侵略と覇権の戦争に、自衛隊が安保法制=戦争法によって参戦し、「殺し殺される」道を進むことのどこに「希望」があるのか。沖縄での米軍基地問題が象徴しているような対等な主権国家間の関係とはいえない異常な従属体制を放置したまま「希望」が語れるか。
集金
市職員の不祥事
集金
「日本共産党森本ふみお後援会ニュース」の配布
「日本共産党森本ふみお後援会ニュース」の配布
「井原民報」2016年12月22日第143号
12月5日から12月19日までの15日間、井原市議会12月定例会が開かれ、すべての議案が原案通り可決されました。日本共産党の森本市議は7日に5項目を質問し、市長や教育長の考えをただしました。森本市議は、今回の質問で平成元年の井原市議会6月定例会の初
質問から連続111回目の質問になります。また、この間の総質問項目は690項目になりました。森本市議の質問と市長等の答弁の大要は左記のとおりです。