井笠鉄道創立百周年記念北川地区回顧展

 IMG_1775-2 4日午前9時30分から午後4時まで笠岡市立北川小学校体育館で「井笠鉄道創立百周年記念北川地区回顧展」(写真)が開催されましたので観に行きました。この回顧展は、この会場で平成23年度北川地区文化祭が開催されていました。この会場の一角に「ふるさと今昔写真展」の一環として、井笠鉄道創立百周年と昭和46年3月31日に井笠鉄道が閉業して40年になるので、井笠鉄道の存在を風化させてはならないし、井笠鉄道を知らない世代へ伝承していかなければならないとの強い思いで、北川公民館(赤木靖則館長)と北川の昔を訪ねる会(森山上志代表)の共催で開かれたものです。                                                                                                      

会場では、多くの方が在りし日の井笠鉄道の写真や鉄道に関わる品々を懐かしそうに観ていました。また、当時鉄道の運転手をしていたという人が「もう当時の人がだんだん居なくなる。淋しい限りだ」という話や「馬力が弱いのと、坂になると雨の日などはスリップして進みにくいので、線路上に砂を撒く装置はあったがうまく作動せず、乗客が降りて押していた」などと色々思い出話を聞かせてくださいました。                                   

また、倉敷市玉島柏島の今井さんといわれる鉄道マニヤの方が「以前、北海道を旅した時、井笠鉄道の車両が譲渡され、いまだに現職で走っています」と、わざわざ玉島からそのとき撮った写真を持参され、会の方によって、早速会場に展示されていました。

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