「さようなら原発」
首相はこの声を聞くべきだ
炎天下、会場の代々木公園へ続々詰めかける人々、呼びかけ人らの発言に熱い拍手や掛け声が飛び、集会後のパレードが暑い東京をいっそう熱くする―。文字通り、“圧巻”と呼ぶにふさわしい大集会でした。
「さようなら原発10万人集会」。「いい加減にせんかい」「ウソにはもうだまされない」―手書きのプラカードやゼッケンにやむにやまれぬ参加者の気持ちと怒りがこめられています。原発再稼働やめよ、原発なくせ―。野田佳彦首相は、全国にこだまする、こうした国民の声を聞くべきです。
ふるさと奪われた怒り
「ふるさとを奪われた怒りをぶつけたくてやってきた」。集会が始まる前、会場内の小さな集まりで東京電力福島原発事故の被災地、福島からの参加者が切々と訴えました。 続きを読む