日本共産党92周年
歴史の岐路、決意を新たに
「安倍政権に非常に危機感を覚える。私の考えに最も近いのが共産党。現政権に歯止めをかけてほしい」―。いま日本共産党本部や赤旗編集局に届いている声です。集団的自衛権行使反対の街頭署名には市民の列ができ、「子どもが戦争に行くのか、本当に不安」「共産党頑張れ」の声がかかります。(写真は15日 日本共産党創立92周年記念講演する志位委員長。写真右は講演が済んだ最後の一コマ:インターネット中継より)
自民党元幹事長らが「しんぶん赤旗」に登場し「平和と立憲主義を守れ」と発言しているのも、党と「赤旗」を「腹のすわった抵抗勢力」と見込んでいただいてのことです。多くの方々が日本共産党と「赤旗」に期待を寄せてくださっていることに身が引き締まる思いです。
戦争への道を絶対に許さない―これは日本共産党の創立の原点です。日本共産党が誕生した当時の日本は、「天皇絶対」の旗を振りかざした軍部が朝鮮への支配や中国への侵略を拡大する「暗黒国家」「戦争国家」でした。国民は自由な発言を許されず、異を唱えれば容赦なく弾圧されました。
そうしたなか創立された日本共産党は「非合法」とされながら、侵略戦争反対、主権在民の旗を掲げ、文字通り命がけでたたかいました。多くの先人が命まで奪われました。しかし、このたたかいに大義があったことは、日本軍国主義が戦争に敗れ、戦後憲法に戦争放棄と主権在民の原則が書き込まれたことが証明しています。 続きを読む