きょう4日午前中に井原市議会6月定例会で一般質問する項目の概要を議長あてに提出しました。併せて担当課のヒアリングも受けました。質問日と順番は、9日の議会運営委員会でないと決まりません。この度質問すれば、平成元年6月議会の初めての質問から連続105回目の質問になり、質問項目は655項目になります。写真は前回の定例議会の質問の様子(井原放送より)
1.子ども医療費の無料化を18歳まで拡大することについて
平成23年度から、子ども医療費の無料化は15歳までとなっています。
子育て支援の観点や人口増対策の観点から、無料化を18歳までに引き上げてはどうか伺います。
2.市内すべての幼稚園に専任園長を配置することについて
現在、2つの幼稚園の園長を兼務している園長が1名、小学校の校長が園長を兼ねているのが4名という状況です。
2園兼務の園長も幼稚園の園長を兼ねる小学校校長も、業務を遂行するのがなかなか大変だと推察いたします。したがって、市内すべての幼稚園に専任の園長を配置してはどうか伺います。
3.「嫁いらず観音院」や「天神峡」の観光行政の充実について
井原市の観光地と言えば、「嫁いらず観音院」や「天神峡」などが代表的な観光スポットになっています。
しかし、「嫁いらず観音院」は春と秋の大祭での観光客(お参り)が減少しているのが現状です。市としても観光客増を目指すなんらかの手だてを打つべきではないでしょうか。
また、「天神峡」は間もなくバイパスが完成し、1年を通じて最高の観光スポットになります。今から年間を通して観光客が訪れるようにするための施設整備の充実などを考える時期ではないか伺います。
4.「避難所」の表示看板に外国語を併記することについて
市内の「避難所」に指定されている場所には、「避難所」という看板が掲げられています。
先般、隣の福山市神辺町に行ったときに、看板に「避難所」という意味を表す外国語を併記しているのに気づきました。外国から来られている方々に対する細かい配慮だと痛感しました。
ことは命にかかわる場合もある「避難所」という看板ですので、老朽化で更新するときに外国語を併記することを考えてはどうか伺います。
5.軽度認知障害(MCI)のチェック制度の導入と市民への周知について
最近では認知症も「早期発見、早期治療、早期対応、早期連携」であると言われるようになりました。
早期発見、早期対応のために、長谷川式簡易知能評価スケール(チェックシート)でMCIチェックをすることが有効であると言われています。
井原市としても、長谷川式簡易知能評価スケール(チェックシート)を利用し、高齢者等が集まる場所で実施することを積極的に取り入れてはどうか伺います。また、このチェックの有効性を市民に周知するよう努めてはどうか伺います。
6.自動体外式除細動器(AED)の使用方法や心肺蘇生術の講習を、小・中・高校生を対象に定期的に行うことについて
現在では多くの方がご存知ですが、突然心臓が正常に拍動できなくなった心停止状態の心臓に対して、電気ショックを与え、心臓を正常なリズムに戻すための医療機器が通称AEDです。
全国では、緊急時に近くにいた児童・生徒がAEDを操作し、一命を取り留めたという事例もあるようです。
井原市としても定期的に小・中・高校生を対象に、AEDの使用方法や心肺蘇生術の講習(教育)を行ってはどうか伺います。