解散。総選挙へ 日本の政治切り替える好機に
衆院が解散し、12月4日公示、16日投票の日程で、総選挙の実施が確定しました。日本の政治を切り替える絶好の機会です。
自民党の政権から民主党の政権に交代して3年、政治はよくなるどころかすっかり「自民党型」に逆戻りしました。消費税増税や米軍新基地の押し付けなど、自民党時代よりひどい悪政が推し進められていることに、国民の怒りは沸騰しています。今度の総選挙で民主党や自民党の古い政治ときっぱり手を切り、日本共産党の前進で国民の願いに応える新しい政治を切り開こうではありませんか。
「二つの害悪」変わらず
日本の政治は、自民党政権の末期いらい、短い期間に首相が交代する、不安定な政治が続いてきました。異常な「構造改革」路線で国民の暮らしを破壊した小泉純一郎政権のあと、2006年に誕生した安倍晋三政権(安倍氏は現在も自民党総裁)は366日、福田康夫政権は365日、麻生太郎政権は358日で交代しました。民主党に交代しても、鳩山由紀夫政権は266日、菅直人政権は452日しか持ちませんでした。昨年9月に発足した野田佳彦政権も、1年余りで総選挙での国民の審判を仰ぐことになりました。 続きを読む