きょう18日井原市議会建設水道委員会(写真)が開催され傍聴しました。同委員会では、条例の一部改正議案1件とその他の議案2件を審議し、すべて原案どうり全会一致で可決しました。
2015年3月11日(水)
主張
東日本大震災4年
生活取り戻すまで続く支援を
亡くなった方と行方不明者が1万8500人にのぼり、岩手、宮城、福島の3県を中心に、東日本に甚大な被害をもたらした2011年の東日本大震災から11日で丸4年を迎えます。いまだに避難生活を続ける人は23万人近くに達し、震災が原因になった「関連死」も3000人を突破しました。被災した東京電力福島第1原発が重大事故を起こした福島県では、事故収束のめども立たず、12万人が県内外で避難生活を送っています。住民はいまも生活と生業(なりわい)を取り戻せていません。すべての住民が生活を再建できるまで公的支援を続けることが重要です。
遅れる復興、新たな困難
被災地ではいま、国や自治体が進めてきた復興事業が大幅に立ち遅れ、新たな困難が次々と被災者のもとに押し寄せています。
いまだに8万人を超す被災者が暮らすプレハブ造りの仮設住宅では、冬は寒く夏は暑いなどの問題に加え、老朽化とカビなどの発生で、いよいよ暮らせる環境ではなくなっています。もともとこれほど長い期間暮らすはずの施設ではありませんでした。 続きを読む