月別アーカイブ: 2016年8月

しんぶん赤旗日刊紙の記事より

2016年8月31日(水)

令状なし盗撮 警察庁が公認

大分事件受け通達 反省せず

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(写真)警察庁が26日に出した通達文書

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大分県警別府署の署員が参院選の野党統一候補を支援する団体が入る建物敷地にビデオカメラを設置して市民を隠し撮りしていた事件で、警察庁が全国の警察に通達を出したことが30日、わかりました。通達文書からは全国の警察が法の手続きもなく警察の判断で自由に撮影できる実態が浮き彫りになってきました。

「捜査用カメラの適正な使用の徹底について」と題した通達は、26日に出されました。この日は、大分県警が盗撮事件の調査報告を発表し「謝罪」した日です。

「通達」は大分県警の事件について、無断で他人の敷地に入ったことは「国民の信頼を著しく損なう」とのべるものの、隠し撮りへの反省は一切ありません。

ビデオカメラの撮影について「通達」は「必要な範囲」と「相当な方法」でやれば、「任意捜査として許される」と強調。警察が“捜査”のため必要と判断すれば、裁判所の捜査令状がなくても撮影できることを前提とした内容です。

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(写真)大分県警別府署の隠しカメラが設置された斜面(左)から見た会館の玄関(奥右側)=大分県別府市

撮影の期間や場所などについても、制約を設けておらず、捜査幹部の判断任せになっています。

大分県警の事件では、選挙や労働組合活動のために出入りした犯罪と無関係の市民が隠し撮りされました。

「通達」には、こうした被害者への救済や、収集した画像の管理などについての指示もありません。すべて警察の判断に委ねるものとなっています。

一方で「カメラの設置又は土地等への立入については当該管理者の承諾を得ること」などと注意喚起。大分県警の事件を、他人の敷地に無断立ち入りしたことが問題の中心であるかのようにわい小化しています。

田中美術館 秋季特別展 「棟方志功」

9月16日から11月6日まで井原市立田中美術館で秋季特別展 平櫛田中を「笑醒」と呼んだ版画家「棟方志功」が開催されます。この特別展では、棟方志功の版画、倭画、油画、関連作家を加えた100点を超える作品・資料を展観し、棟方芸術の世界が紹介されています。是非足をお運びいただき、棟方作品に堪能し、平櫛田中との親交についてもご理解を深めていただきたいと思います。お問い合わせは、井原市立田中美術館TEL0866-62-8787 。IMG_8716棟方志功 表IMG_8718棟方志功 裏

9月市議会の質問9月9日2番目に決まる

きょう30日午後2時から井原市議会議会運営委員会(写真)が開催され、9月議会の日程、議案の処理方法、質問14議員の質問の順番をくじ引きで決め、私は質問3日目で9日の2番手で質問することが決まりました。午前中の質問になります。IMG_8919議運9月30日

総務文教委

きょう29日の議会(議案)説明終了後総務文教委員会(写真)が開かれました。総務文教関係の議会への提案について、1件は回答内容の確認、もう1件は議会への提案に対する回答内容を協議し、それぞれ現時点での処理内容を決めました。IMG_8917議運

議会(議案)説明

きょう29日午後1時30分から執行部による議会(議員)説明(写真)が在りました。先ず補正予算以外の議案について説明が在り、そのあと、平成28年度一般会計補正予算の説明があり散会しました。写真:あいさつする三宅副市長。IMG_8914議案説明

木之子地区避難訓練

きょう28日午前9時から小田川決壊を想定した木之子地区避難訓練が関係者200人弱の参加で実施されました。先ず9時過ぎに小田川決壊の危険があるということで、東郷地区民に避難指示が出され、第一避難所の東郷公民館へ集まり最終避難場所になっている木之子中学校体育館へ防災士に誘導されて(写真)避難しました。体育館内では災害関係のブースがいろいろ設けられていました(写真)。体育館の外では非常食のカレーライスが振舞われたり、給水車による給水(写真)が行われていました。訓練は11時に終了しました。IMG_8847避難IMG_8866避難所IMG_8888給水

パネル展 つどえーるフェスタ2016

きのう27日ときょう28日の2日間、井原市市民活動センター(つどえーる)で『パネル展 つどえーるフェスタ2016 「私たちから地域へ」』が開催されました。このフェスタは、つどえーる登録団体の情報共有と交流促進を図り、まちづくりへの活力向上を目指そうと今回初めて開催されてものです。今回は、登録団体のうち23団体が、団体の活動状況を多くの写真で紹介(写真)されていて、活動内容や状況がよく分かりました。入場者にはもれなくクッキー付のコーヒーか紅茶(写真:私は紅茶をいただきました)が振舞われていました。IMG_8905展示IMG_8912紅茶

しんぶん赤旗読者ニュース「きずな」16年8月25日第1085号

毎年開催されている「市民の声を聴く会」が、今年も8月2日の美星地区を皮切りに、市内13地区(最後は8月25日の高屋地区)で順次開催されました。20人の議員が1班から4班まで各5人で3~4地区を担当して進められました。筆者の森本議員は1班に所属しており。木之子、出部、青野に出席しました。会の様子は森本議員が所属する1班の様子しかわかりませんので、1班での様子を下記でお知らせします。
今年は、初めての試みとして参加者全員が意見や考えが出せるようにと「ワークショップ」形式で行い、人口減少問題について様々な意見や提案が出されていました。13地区全体のまとめは後日議員全員で協議し、開催地区に報告することになっています。

きずな16年08月25日1085号(リオ五輪閉幕)0823DSC_9646-2鶏頭

しんぶん赤旗読者ニュース「きずな」16年8月18日第1084号

8月4日に「平成28年度第1回井原市介護保険運営協議会」が開かれ、平成27年度介護保険事業の実施状況が報告されました。報告された内容の一部を先週に続き紹介します。

きずな16年08月18日1084号(介護保険データその2)0820DSC_8558蝶

発言通告提出

きょう26日午前中に井原市議会9月定例会で質問する概要を議長あてに提出し、ヒアリングも済ませました。質問項目は下記5項目です。この度質問すれば連続110回目の質問になり、質問項目は685項目になります。写真は6月議会質問時。IMG_8368質問

1.「協会けんぽと市との協定書締結について」のその後について

平成28年2月市議会定例会で、健康づくりの推進に向けた包括的連携に関する協定書を協会けんぽと交わしてはどうかと提言しました。
お答えは、「協定内容につきましては、本市の健康づくりに活用できる内容にしていく必要があるわけでございまして、しっかりと早い段階で調査研究し、取り組みをできるものかどうかということをしっかりと検討して、早い段階で調査研究をしていきたいというふうに思っております。」とのことでした。
その後、調査研究の結果、現段階でどういう状況になっていますか。

2.子ども医療費の無料化を18歳まで拡大することについて

平成27年6月市議会定例会で、子ども医療費の無料化を18歳まで拡大してはどうかと提言しました。
私が質問した後、市民の方から「子育てしやすい井原市のイメージづくりと、実際に病気、けがの時、安心して病院にかかれるという安心感は大変重要なことですね。ぜひ対象年齢を拡大してほしいです」などという声を聞きました。
市民が病気などになった時の安心のために、ぜひ子ども医療費の無料化を18歳まで拡大してはどうですか。
昨年6月に続いて、再度市長のお考えをお尋ねいたします。

3.美星国保診療所に耳鼻咽喉科を新設することについて 

美星地区民から「現在、耳鼻科の診察は旧井原市、矢掛町、高梁市などへ行っている。週に1回か2週に1回、最低でも月1回は美星国保診療所で受診できるようにしてほしい」との声を聞きます。
診療所で耳鼻科の受診ができるようにという美星地区民の声に応えるため、指定管理者に積極的にお願いするなど、最大限の努力をし、実現してほしいと思いますが、お考えをお聞かせください。

4.井原市民病院の特別室、個室の使用料減免状況について

患者やその家族が特別室や個室を希望した場合を除き、「治療上必要」とか「病院の都合」で、特別室、個室へ入っていただいた場合、使用料減免の対象になりますが、井原市民病院で過去5年間に減免した件数はいくらありますか。あれば減免の理由は何ですか。

5.3歳児教育未実施幼稚園への抜本的手だてについて

平成28年2月市議会定例会で、3歳児教育未実施幼稚園への3歳児受け入れ条件の早期整備について質問しました。教育長のご答弁では、3園の実施が困難な理由を言われました。また、元気いばら、まち・ひと・しごと創生総合戦略の重要業績評価指標に、平成31年度までに全ての幼稚園において3歳児教育を実施することとしており、その達成に向けて園児数の推移を見ながら課題解決の方法を検討してまいりたいと考えておりますとのことでした。
未実施幼稚園圏内の関係者は、一日も早い受け入れをと切望しています。2月議会でお聞きした「保育室と教員の確保が必要」「空き保育室がない」などの実施困難な理由は、確かに大変さは理解できます。だからこそ平成31年度までに実施するための抜本的な手だてを講じなければ実施できません。
新たにどんな手だてが必要だとお考えなのか、具体的にお聞かせください。