日別アーカイブ: 2011/8/6 土曜日

きょう広島被爆66年 *しんぶん赤旗6日付け日刊紙の「主張」

IMG_8340-2 きょう(6日)午前8時15分広島に原子爆弾が投下されて66年になります。午前8時から広島平和公園で「平和祈念式典」が開かれました。午前8時15分には1分間の黙祷が行われ、私と妻もテレビの前で黙祷しました。松井広島市長の「平和宣言」(写真)で、市長は被爆した人の言葉を盛り込み、その志を受け継ぐ決意を明らかにしました。また、核兵器廃絶を訴えると同時に、福島原発事故の問題を採り上げ、エネルギー政策の見直しを具体的に進めるよう求めました。このあと小学6年生の男女児童が「平和への誓い」を読み上げ、菅総理大臣が挨拶をしました。

「主張」・・・広島・長崎66年 核兵器廃絶、被爆者援護求め

アメリカが広島と長崎へ原爆を投下してから66年を迎えます。

都市を焼き尽くし大量の市民の命を奪った原爆投下は国際的に許されない犯罪です。被爆者はいまなお放射能の被害に苦しんでいます。東京電力福島原発事故で放射線の被害に不安が高まるいま、核兵器廃絶とともに被爆者援護・連帯をかかげてきた原水爆禁止運動の意義が大きくなっています。

いまなお続く被爆の被害

1945年8月6日と9日、広島と長崎にそれぞれ投下された世界で初めての原爆の爆発と爆風、熱線、さらに原爆特有の放射線は、一瞬のうちに二つの都市を破壊し、その年のうちに20万人以上の命を奪いました。助かった人や救護のため入市した人たちも放射能の被害を受けがんや白血病などにおかされ、死の恐怖と向かい合う毎日を強いられています。 続きを読む