医療介護の大改悪
異論続出なのに強行するのか
安倍晋三内閣と自民・公明の与党は、衆院厚生労働委員会で審議中の「医療・介護総合法案」の採決を14日にも強行する構えです。審議では、医療・介護のいままでの仕組みを根本から突き崩し、国民の安心を奪う法案の重大な中身が、ますます明らかになっています。住民と身近に接して医療・介護を担う地方自治体からは異議申し立てが噴出しています。とても採決できる段階ではありません。国会での多数の力で押し通すことは許されません。
「理念を否定」の声次々
「介護サービスが低下しかねない」「受け皿が不足している」―。今週に入り相次いで行われた地方公聴会(大阪市と甲府市)や参考人質疑では、法案への現場の懸念や不安の声が続出しました。 続きを読む