台風一過。台風12号の影響で、きのう(3日)日中は雨と風が激しく、小田川の水位もかなり上昇しましたが、避難指示が出されることなく推移。岡山市に再上陸したのち午前0時ころには雨も風もおさまり、今朝(4日)は青空も見えています。全国的には死者や行方不明者が出、家屋の崩壊など大きな被害が出ています。井原市の被害については、現在、担当部署を中心に情報収集しているものと思います。大きな被害がなければいいがと思っています。(写真:台風とは関係ありません。現在建設中の医師会館ー井原市役所本庁前にあった平屋の医師会館を建て替えています。手前は市役所南側の駐車場)
衆参両院で首相に指名されてから3日、野田佳彦氏の政権がようやくスタートしました。
党・内閣人事で民主党幹事長に小沢一郎氏に近い輿石東氏、政調会長に前原誠司氏らを起用、閣僚には多くの若手を任命し、「挙党態勢」を掲げた「党内融和」と、「大連立」も念頭に置いた自公両党との「協調」「翼賛」が売り物です。国民の批判に応える姿勢はありません。主権者である国民そっちのけで、国会での数を頼りに、消費税増税や日米同盟強化など、国民に犠牲を押し付ける政治を強行する姿勢がいよいよ濃厚です。
財界詣でと自公との会談
「(菅直人前首相とは)要するに首から上の質が違う」「大連立でも緩やかな協調でも、どんな形でもいいから挙国一致体制で臨んでもらいたい」(米倉弘昌経団連会長)―野田政権の基本的な性格は、財界の異例な評価に表れています。財界が期待しているのは、震災復興や円高対策だけでなく、「社会保障・税一体改革」での消費税の増税や「環太平洋連携協定(TPP)」の推進などです。国民の反対を踏みにじり、財界とアメリカいいなりをさらに拡大することです。 続きを読む