月別アーカイブ: 2012年3月

東日本大震災、原発事故から1年を迎えて 志位和夫(党幹部会委員長)

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日本共産党幹部会委員長 志位 和夫

 

 昨年3月11日の東日本大震災と原発事故から1年が経過しました。日本共産党は、あらためて犠牲になられた方々と、そのご家族、関係者に深い哀悼の気持ちを表明します。そしてすべての被災者、とりわけ今なお避難生活を強いられている方々に心からのお見舞いを申し上げます。

 未曽有の大災害から、被災者の生活と生業(なりわい)を再建し、被災地の復興を果たすこと、原発事故の被害から国民の暮らしと健康を守ることは、日本の政治に課せられた最重要、最優先の課題です。しかし、被災地での懸命の努力にもかかわらず、生活と生業の再建は遅々としてすすんでいません。政府の取り組みが、あまりにも遅く、その規模も小さいうえに、政府が復興策のさまざまな分野に、「競争力」や「規模」などの条件をつけ、上から選別し、切り捨てる施策を持ち込んでいることが大きな障害となっています。 続きを読む

退職教職員作品展

 IMG_1803-2IMG_1804-2 きょう10日(土)と明日11日(日)の2日間、井原市七日市町の「アクティブライフ井原」1階ふれあいプラザで「第27回 退職教職員 作品展」が開催(写真)されています。私はこの作品展を毎回楽しみにしており、今回も案内をいただきましたので行ってきました。40人あまりの元教職員の方々が、書道、絵画、写真、生花、ちぎり絵、押し花、文芸、木彫、陶芸、手芸などの作品を出展されています。どの作品も素晴らしいものばかりで、毎回みなさんの制作意欲とたゆまない努力に感激し、心から敬意を表したいと思います。皆さん足をお運びください。私は次回も楽しみにしています。

市民福祉委員会

 0308DSC_4939-2 きょう9日、井原市議会市民福祉委員会が開催され傍聴しました。同委員会では付託されている、犯罪被害者等支援条例など条例制定議案2件、介護保険条例の一部を改正する議案など条例の一部改正議案2件、ほか同委員会に付託された議案1件を審議し、すべて全会一致で原案どおり可決しました。また、私が紹介議員になっている請願「こころの健康を守り推進する基本法(仮称)」の制定を促す意見書採択のお願いと障害者総合福祉法(仮称)制定に関する意見書の提出に関する陳情書の2件も全会一致で採択され、国の関係機関に意見書を送付することになりました。この2月議会から、より充実した審議が出来るようにするため、請願・陳情が提出された時、提出者が添付している意見書案や資料(パンフレットは除く)等があれば、それをコピーして全議員に配布することになったので、請願・陳情の内容がよく把握でき、議員にとって非常に良い事だと感じています。来週月曜日12日は、建設水道委員会で、これも傍聴します。

新年度予算の総括質疑

 0305DSChiyasinsu きょう8日の井原市議会で、新年度予算の一般会計、9特別会計、3企業会計、3財産区会計のすべてについて説明があり、それぞれの会計で総括質疑を行い、予算・決算委員会へ付託されました。同委員会は16日と19日の2日開かれ、質疑と討論を行い、同委員会での結論を出します。                                あすから市民福祉委員会、12日に建設水道委員会が、13日に総務文教委員会がそれぞれ開かれ、先日7日の議会で付託された議案や請願、陳情の審議が行われます。

しんぶん赤旗「主張」 3・11「原発ゼロ」への歴史的な日に

 01日本共産党4つの旗 東日本大震災と福島第1原発事故が発生した昨年3月11日から1年―。とりわけ福島原発事故は収束にほど遠く、放射能汚染は多くの国民を苦しめています。

 大震災と原発事故をうけ、昨年12月結成された、日本共産党も参加する「原発をなくす全国連絡会」は、「原発ゼロへ! 3・11全国いっせい行動」をよびかけました。3月11日を中心に、震災復興と、原発からの撤退をもとめる集会やデモが計画され、都道府県、市区町村段階を含め150をこえる地域に広がっています。

いっせい行動のよびかけ

 この呼びかけにこたえて、11日に東京・井の頭公園で開かれる「震災復興・なくせ原発 3・11行動in東京」をはじめ、全国の行動を連帯の力で成功させることは、原発の延命、再稼働をたくらむ政府と原発利益共同体を包囲し、原発ゼロの日本をめざすうえで大きな意義をもちます。 続きを読む

井原市議会/補正予算審議など

  0302DSC_2450-2 7日の井原市議会では、平成23年度の一般会計など4補正予算を審議し、質疑・討論の結果4会計すべて全会一致で可決しました。一般会計では、総計1億7630万円中、前倒しで小学校4校(野上、井原、出部、芳井)、中学校2校(芳井、井原)、幼稚園2園(稲倉、芳井)の耐震改修工事費1億3447万6千円が計上され、新年度から工事に入ることになります。これで、井原中学校関係の建物の一部が、他の工事進行中という関係で、耐震改修工事が残るだけになります。    また、教育委員会委員の任命同意議案が上程され、井原町の鈴木千恵氏(このたびが2期目:任期4年)の任命に全会一致で同意しました。                          このほかは条例の一部改正議案や条例制定議案など20議案の質疑を行い、関係委員会へ付託しました。請願・陳情各1件も委員会付託しました。あすは新年度予算すべてを審議し、予算決算委員会へ付託されます。

一般質問しました

 IMG_1796-2 きょう6日は井原市議会2月定例会の一般質問3日目でした。私はきょうの一番目に次の質問をしました。質問と答弁の大要は次のとおりです。詳細は3月15日発行のしんぶん赤旗読者ニュース「きずな」でお知らせします。(写真は質問する私:井原放送より)                                                    

1.小・中学校および市立高校を3学期制に復活を⇒今年の12月以降に大学の先生等を含めた検討委員会を編成し2学期制の見直しを含めた検証を行う。

2.平成改製原戸籍附票の交付を⇒市民の負担と利便性を考慮し、保存をしている間は交付する。    

3.地熱利用住宅の建設に助成を⇒太陽光発電システムと同様に、今後、普及・拡大の促進は重要と考えている。現在、国では地中熱利用に伴う環境への影響評価をガイドラインとして取りまとめており、これらの状況を見ながら、今後検討していきたい。

4.消火栓の設置が必要なエリアへ早急に設置を⇒設置条件を満たしている7箇所については、管轄している地元消防団とか地元自治会のご意見を聞き、早期に整備していきたい。

5.道路の外側線の整備を⇒道路パトロール等によって緊急性の高い箇所から年次的に引き直しを実施する。また、全体把握をしていきたい。

6.市道井原北川線と日芳橋塚原線の三差路交差点の改良を⇒交差点改良事業は、渋滞解消のためには有効な手段だし必要であると認識している。現在、交差点改良の概略設計をしており、これにより地域住民の方や周辺地権者の方々のご意見をいただきながら協議を進め、渋滞が解消され安全にまた円滑に通過できる交差点になるよう取り組んで行きたい。

きずなNo.875(2012年3月8日)

きずなNo.875(2012年3月8日)ができました。

2月27日、井原市議会2月定例会が開会しました。会期は3月22日までの25日間です。27日の開会日、瀧本市長が議案の提案説明に先立ち、新年度の市政運営の基本方針を話しました。その内容を先週に続き今週もお知らせします。

>> きずなNo.875(2012年3月8日) PDF262KB

井原市議会の一般質問2日目

 IMG_1778-2 5日午前10時から井原市議会で2日目の一般質問が行われました。きょうは、川上武徳、馬越宏芳、簀戸利昭、西田久志の4議員が、様々な角度から市長や教育長の考えを質しました。きょうは思いのほか速く進行し、10時53分には4議員の質問がすべて終わりました。                                            いよいよあす10時から私が質問いたします。6項目の質問です。1項目でも前向きな答弁が引き出せればと思っています。ご都合が付く方は議会傍聴においでいただきたいと思います。それが無理な方は、井原放送の生中継や午後6時からの録画放映をご覧いただきたいと思います。写真は市議会質問2日目の議場(井原放送より)

井笠鉄道創立百周年記念北川地区回顧展

 IMG_1775-2 4日午前9時30分から午後4時まで笠岡市立北川小学校体育館で「井笠鉄道創立百周年記念北川地区回顧展」(写真)が開催されましたので観に行きました。この回顧展は、この会場で平成23年度北川地区文化祭が開催されていました。この会場の一角に「ふるさと今昔写真展」の一環として、井笠鉄道創立百周年と昭和46年3月31日に井笠鉄道が閉業して40年になるので、井笠鉄道の存在を風化させてはならないし、井笠鉄道を知らない世代へ伝承していかなければならないとの強い思いで、北川公民館(赤木靖則館長)と北川の昔を訪ねる会(森山上志代表)の共催で開かれたものです。                                                                                                      

会場では、多くの方が在りし日の井笠鉄道の写真や鉄道に関わる品々を懐かしそうに観ていました。また、当時鉄道の運転手をしていたという人が「もう当時の人がだんだん居なくなる。淋しい限りだ」という話や「馬力が弱いのと、坂になると雨の日などはスリップして進みにくいので、線路上に砂を撒く装置はあったがうまく作動せず、乗客が降りて押していた」などと色々思い出話を聞かせてくださいました。                                   

また、倉敷市玉島柏島の今井さんといわれる鉄道マニヤの方が「以前、北海道を旅した時、井笠鉄道の車両が譲渡され、いまだに現職で走っています」と、わざわざ玉島からそのとき撮った写真を持参され、会の方によって、早速会場に展示されていました。