きのう(16日)朝の定時定点の街頭宣伝は、木之子町の馬越橋南詰めでした。ここへ立っていたら、近くにお住まいの「K」さんが、私のところへ来られ「薬師橋の欄干がよくなりました。ありがとうございました」と言われました。「残っていた笠岡分も済んでますか?」と聞きますと「はい」と言われました。きょう(17日)確認に行きましたら、確かに笠岡分もでき上がっていました。そもそもこの欄干の補強工事については、前出の「K」さんが、昨年の6月、馬越橋のところで宣伝していた私のところへ来られ「薬師橋を自転車等で通っていて車とすれ違うと、欄干が低く川へ落ちそうになり大変危険だ。何とかしてほしい」と言われたのがきっかけで、平成22年6月議会の一般質問で採り上げ質問したものです。この橋は小田川に架かっている橋で、橋の2/3が井原分、1/3が笠岡分となっており、関係自治体が違う関係もあり、井原分は6月から工事、笠岡分は8月から工事と、工事着工まで1年余りかかりました。このブログでも6月28日と7月22日に書き込みをしていますが、補強工事をした欄干はしっかりしたものになっており、あの橋を利用されている方は大喜びで、「K」さんのようにわざわざお礼を言いに来られる程です。井原、笠岡の自治体関係者の方々本当にありがとうございました。写真:補強工事が完成した薬師橋の欄干。手前が笠岡市走出、向こう側が井原市神代町。
月別アーカイブ: 2011年9月
総務文教常任委員会
きょう(16日)は、3常任委員会では最後で、私が所属する総務文教常任委員会が開催されました。同委員会での議案の審議は、「井原市税条例の一部を改正する条例」の1件と、「30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の請願」の一件でした。それぞれ全会一致で可決、採択されました。このあと、所管事務調査に入りました。それぞれ調査事項について説明を受け委員から質疑や提言が行われました。本委員会での調査が多数あったため、調査が終了したのは、昼食休憩などを含んで午後4時まで行われました。この調査が済んだあと、議会への提案や市民の声を聴く会で出された同委員会関係分について、1件ずつ回答内容を審議しました。すべての論議が済み会議が閉会したのは、午後4時46分でした。写真は同委員会の様子。きょうは9議員が傍聴しました。
建設水道常任委員会
しんぶん赤旗日刊紙の「主張」/野田首相所信表明:国民の痛みが分かっていない
16日で丸2年を迎える民主党政権で3人目の、野田佳彦首相の所信表明演説を聞きました。
野田氏は演説の大半を当面する課題の説明にあて、「国難」に立ち向かうなどとのべました。東京電力福島原発事故の被災者を傷つけた暴言でわずか就任9日目の辞任となった鉢呂吉雄前経産相について、「誠に残念」の一言ですませたのは任命責任を感じさせないものです。大震災や原発事故の被災者の願いに背を向け、「復興増税」や原発再稼働を推進するのでは、野田氏には国民の痛みが分かっていないことを証明するだけです。
震災復興の遅れは重大
野田氏は演説の冒頭、「政治に求められるのは、いつの世も、『正心誠意』の4文字」と、わざわざ「正心」ということばを使って、「国民の声に耳を傾けながら、自らの心を正し…重責を全力で果たしていく」と発言しました。にもかかわらず、野田氏が「忘れてはならないもの」として持ち出したのは、「日本人の気高い精神」や「最前線で格闘する人々の姿」などで、大震災の復旧・復興については「かなり進展してきている」と、強弁するありさまです。都合の悪いことには頬かぶりする態度です。 続きを読む
市民福祉常任委員会
きょう(14日)から3日間、市民福祉、建設水道、総務文教の順で常任委員会が開会されます。私は傍聴しましたが、きょうの福祉委員会(写真)では、条例の一部改正議案を審議し、全会一致で可決しました。このあと、所管事務調査に移り、前もって議員(議長)から執行部に提出されている同委員会で質問したい内容5件について議論しました。前もってどんな内容の質問が出るか執行部に分かっているので、答弁も詳しく行われ、非常によかったという感じでした。ここまで正午過ぎに済みました。昼休憩を挟んで、同委員会関係の「議会への提案」と「市民の声を聴く会」で出された意見・要望・疑問等にどう回答するかを話し合いました。あすもあさってもこのような流れで運ばれる予定です。
きずな No.853(9月15日)
きずな No.853(9月15日)ができました。
9月5日、井原市議会9月定例会が開会しました。会期は9月26日までの22日間です。
一般質問は、7日、8日、9日の3日行われました。森本議員は9日に質問しました。質問と執行部答弁の概要は次のとおりです。
議会活性化特別委員会/議案審議(平成22年度決算)
きょう(13日)午後1時30分から、第4回議会活性化特別委員会が開かれ出席しました。この度の委員会では、議員定数、議員報酬について話し合いました。その結果、9月議会開会中に全議員にアンケート用紙を配り10月末に回収し、そのアンケートを元に議論し、今年度中に結論を出すことに決まりました。その他で、市民の声を聴く会や議会への提案箱へ投函されていた意見を、活性化特別委員会で議論し回答する内容を検討しました。また、一般質問の中で、質問者に執行部が質問する内容についてと、質問者に執行部が質問することが度々あるので、現在の質問者の持ち時間40分を増やすべきだという意見が出され、どちらも次回の議会活性化特別委員会で話し合うことになりました。
上記特別委員会の前に、午前10時から、今回上程されている案件のうち、平成22年度の全会計決算の説明を聞き、質疑を行いました。私は、今回は「収入未済額」について集中的に質問を展開しました。20日、21日に予算決算委員会が開催されますので、全議員がこの会に出席し、質疑・討論を行います。
昨夜の「美しい月」
来年度も住宅リフォームの補助が継続される
井原市議会は先週の質問戦が終わり、きょう(12日)から議案審議や3常任委員会などが開かれます。10時からの本会議では条例の一部改正議案や財産の取得、人事案件など5議案の質疑・討論を行い、すべて原案どおり全会一致で可決しました。引き続き平成23年度の一般会計、同介護保険事業特別会計の補正予算の質疑を行い、予算決算委員会へ付託しました。一般会計補正予算の中で、住宅リフォームの2千万円の補正が組まれていることも説明されました。私は住宅リフォームについて、今回、当初予算と同じだけの2千万円が組まれていることを高く評価すると同時に、「来年度も是非継続してほしいが市長のお考えを」と尋ねたところ、瀧本市長は「反響もいいし、来年度も引き続き、経済効果も大きいという観点から実施していきたい」と来年度も継続して実施することを明らかにしました。ちなみに住宅リフォームの9月9日現在の申込件数は180件、補助金額2652万円、経済効果(全体の工事費)3億4200万円であることも明らかにされました。
上記の本会議終了後、直ちに予算決算委員会(写真)が開かれ、前記2補正予算の審議をして2議案とも全会一致で可決されました。このあと引き続いて全員協議会が開催され、広聴広報委員会からの市民の声を聴く会で出された意見・要望について細かく精査し、今後のスケジュールなども確認し、午後4時30分に閉会しました。
しんぶん赤旗日刊紙の「主張」・・・政府の責任で復興遅らせるな
マグニチュード9・0の大地震と巨大な津波、それにともなう史上最悪の原発事故の発生から、11日で6カ月になります。
亡くなった方と行方不明者は2万人、いまも多くの人が不自由な避難所や仮設住宅で暮らします。東京電力福島第1原発の事故で避難させられた人たちは住み慣れた地に戻れるめどさえ立ちません。被災者を支援し復旧と復興をすすめる政府の責任は重大です。
再建の槌音は程遠く
震災当時の、雪が舞い厳しい寒さが肌を刺す季節から、春から夏、そして秋口へと移りました。被災地では商店や工場が再開し、港ではサンマなどの水揚げが始まったところもありますが、本格的な復興の槌音(つちおと)には程遠い状態です。
地震と津波で被災地をうめつくしたガレキの処理は進んだように見えます。しかし、町中から運ばれたガレキは仮置き場にうずたかく積まれ、分別し最終処分するめどはまだ立ちません。道路などの片付けはすんでも、夏草に覆われた住宅地には壊れた建物が残ります。ガレキの処理を自治体任せにせず、国が責任をもって進めることは復興の第一歩です。処理費用を国が負担し、代行できる法律がようやく成立しましたが、その実行が求められます。 仮設住宅の建設も県や自治体任せにしたため、旧盆までには入居を終えるという政府の約束は実現しませんでした。数は足りても被災地から遠く、食事などの提供もなくなるなど、入居辞退が相次ぐありさまです。公営住宅や民間の賃貸住宅のあっせんを広げるなど、政府が責任をもった、血の通った対策が不可欠です。 続きを読む